散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20200530ギャラリー巡り

2020年05月30日 14時02分11秒 | ART
久々のギャラリー巡りは、大丸→500m→三越→らいらっく→CAI02の5か所。

■大丸画廊。急な営業再開だったので、テーマ展示ができず、所蔵しているなるべく原画を展示したという話であった。いつものエレベータに何も考えずに乗ったのだが、感染予防のため高齢者等の専用エレベータになっていた。他に誰も乗らなかったのが幸いであるが、大変申し訳ない。



店の一番西側の入口は閉鎖されており、メインの入口からの入店となっていた。またセンサーによる体温測定もやっている模様。

■500m美術館「反骨の創造性」。
坂巻正美「けはいをきくこと…北方圏における森の思想シリーズ「羆に生る」2020」:「羆(ひぐま)」という字には「シシ」とフリガナがふってある。羆の皮をかぶっている人たちが撮影されているが、スーツに毛皮はどこか面白い、違和感がある。



おそらく藤木正則の作品が展示される予定だったと思われるガラスケース2つはこうなっていた。



鈴木涼子「last breath」:何げない北海道の山の風景のようだが、作者が鹿を撃った場所を撮影したものだそうだ。



鹿撃ちの弾、熊よけのスプレー、コンパス。



露口啓二「「On_沙流川」より」:松浦武四郎の記録を頼りに、沙流川に流れ込む支流・沢を撮影したもの。



まだ展示されていない作品があったので、もう一度来なくてはなるまいか。美術館の東半分は以前からの展示と同じであったが、それを眺めながらバスセンター前駅に行き、そこから大通に戻る。

■三越ギャラリー。院展の画家の6号の作品を展示。サイズがすべて同じであるため、値段の違いがあからさまになる。最安値と最高値の差は約10倍であり、一番高いのは福王寺一彦「蛍」858万円であった。

三越は入口で体温測定と消毒をしており、エレベータ内にも消毒薬が置いてあった。



■らいらっく・ぎゃらりぃ「北海道銀行コレクション 上野山清貢展」。壁に作品を展示すると「遠すぎて見えない」と言う意見があったのだろうか。少し見やすい展示形式になっていた。



「種牛」。



「舞妓」。



「水族館」。写真がピンボケっぽいが、この作品は私好みである。



■CAI02「笠見康大 Yesterday and Today」。絵画の線、面、色にまで立ち返るような作品。それ故に面白いかと言われると、どうもなあ…。



ここで地上にでて、大通公園を見る。噴水から水こそ出ていないものの、実に夏っぽい。


2 コメント

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Unknown (SH)
2020-05-31 17:12:07
ヤナイさん、こんにちは。
いや、禁断症状も出ようというものですね。
この日は公立の美術館は見送り、市内のギャラリーはほとんど開いているところがなく、
デパートと500m美術館(ま、これも公立ですが)頼みの日でした。
「水族館」は魚の群れというよりは、種類を多く描いているので、若冲の作品に似た雰囲気をもつのでしょう。
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う、う、うらやましい (ねむいヤナイ@北海道美術ネット別館)
2020-05-31 10:55:15
SHさん、おはようございます。

私、かんがえてみたら、もう2カ月近くギャラリーや美術館に行ってません。もう、だめです。
禁断症状が…。

(上野山清貢、魚をよく描いてますよね。ここに出てるのは、皇居の三の丸なんちゃらで見た伊藤若冲を思い出させます)
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