散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

まだまだ土用は先なのに

2017年07月08日 18時44分01秒 | 食べ歩き
今日はボーナス後ということもあり、少し散在して日本経済のための一助をとは全く思わないのだが、うなぎの「K」にやってきた。店に入るなり、カウンターまで人がいて、今日は混雑の予感。今年の土用、ましてや土用の丑の日はまだかなり先なのだが…

ちょっと時間がかかりそうな予感がして、ビールと漬物盛合せでスタート。漬物はそれぞれの味の違いがはっきりしていて、なかなか美味い。



まずはさっぱりした鰻の焼き締めから。鰻を焼いて冷やしたものをわさび、千切り生姜、ネギなどの薬味で醤油をつけて食べる。これ、ゼラチン質の感じが結構あって、味もしっかりしている。



そして混雑→夏メニューということで、今日は鰻串セットが無い模様。単品でレバ、肝(内臓全体)を注文する。

 

いつもはセットの5本が次々焼きあがってくるのを急いで食べるのだが、今日は貴重な2本に山椒をかけたり、わさびをつけたり、タレをかけたりして食べる。普段より味が分かって、これはいいかも。飲み物は玉乃光を注文。うむ、久しぶりに飲むけど、これいいね。



そしてここで大物第一弾、鰻の白焼を食べたのだが、珍しく写真を撮り忘れた…。蒸したのを焼いた白焼は、かなりふわふわ。これをわさび醤油で食べると、脂の多い白身の焼き魚を食べている感じだ(←なんか、感想が台無し)。いや、本当に鰻って魚なんだというのが良く分かる。

締めはちょっと食べすぎかなと思いつつも、一番軽量級のメニュー、うなぎ丼を食べる。鰻はそのまま食べるのもいいけど、ご飯と合わせるとまた一段と美味い。



すっかり満足。店を出ようとすると店内、いや店外にまで待ち行列ができていた。こりゃ申し訳ない。


20170708ギャラリー巡り

2017年07月08日 16時28分52秒 | ART
本日は近美→三岸→教文→富士フイルム→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→クラーク→道新→赤れんがテラス→チカホ→紀伊国屋→大丸→プラニス→シンビオーシスの18か所。久しぶりに頑張ったが、途中で腰痛が出てきて、歩くのが辛くなる。

■北海道立近代美術館「レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展」。レオ様(誰?)効果か、そこそこ人が来ていた。

クリストーファノ・デッラルティッシモ「ピエロ・ソデリーニの肖像」:まずは1500年代の完成度の高い肖像画が札幌で見られることを喜ぶ。
クリストーファノ・デッラルティッシモ「チェーザレ・ボルジアの肖像」:首周りのレースの繊細さが良く描けている。
クリストーファノ・デッラルティッシモ「レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像」「ミケランジェロの肖像」:2大天才の肖像画が共演。

クリストーファノ・デッラルティッシモ「ニッコロ・ピッチーノの肖像」:アンギアーリの戦いに参戦した傭兵。なかなか思慮深い顔をしている。そもそもアンギアーリの戦いだが、ミラノ公国がフィレンツェ共和国に攻め込んだものらしい。西洋史を学んだ人にとっては、常識なのか?
作者不詳「タヴォラ・ドーリア(≪アンギアーリの戦い≫の軍旗争奪場面)」:馬の胴体が一部消えていると思ったら、これは人間が乗っているところを消去した感じで描かれているのか。何だかかたつむりのような変なものが描かれ、ボスの作品のような奇妙さがある。全体的に人と馬が渦を巻いているような力感が感じられる。それにしても「軍旗争奪」とあるが、旗を取ったら勝敗に関係があったのかな?



作者不詳「≪アンギアーリの戦い≫の模写」:これは足りない部分は独自の解釈を入れて、作品として完成させている。「かたつむりのような変なもの」は兜についている飾り模様のようだ。
アリストーティレ・ダ・サンガッロ「カッシナの戦い(ミケランジェロの下絵による描写)」:これが今回の目玉のもう一作品。ミケランジェロボディが描かれ、何となく「聖マッスル」を思い出す。
アントニオ・テンペスタ「キリスト教騎士とトルコの騎士の戦い」:トルコの騎士が何ともカラフルな服装で描かれており、楽しい雰囲気すら漂う。

どうせレオナルド・ダ・ヴィンチの作品なんて出ないだろうし、などと思っていたのだが、思ったより良い作品が出品されている。札幌でこれだけの古典作品が見られるのは珍しい機会なので、ぜひ行くと良いのではないだろうか。東京で開催されているときにはパスしてしまったのだが、こちらでゆっくり見られて良かったよ。



なお、近美は開館40周年記念らしい。



日差しが強くなってきた。



■北海道立三岸好太郎美術館「つくって、発見! なぞの画家パパミギシ」。三岸好太郎の娘、陽子(もちろんまだご存命)の視点から見た父ミギシを取り上げた展覧会である。子供のころの陽子パネル…



作品はおそらく全部見たことがあるものだったが、西田暘二「こどものための触れる絵画」は興味深かった。



■札幌市教育文化会館「40周年記念教文アートコレクション アーカイブ写真展」。こちらも開館40周年とのこと。

 

今回展示されていたのは、竹岡洋子「雪の日」、石田徹「ミュンヘン市庁舎」、伊藤隆一「鳥」、斎藤清「京の家」「柿の会津」、松本春子「藻岩のうた」、飯塚正賢「石橋」、折原久佐ェ門「結び」であった。

廊下で発見した斎藤清「慈愛」。これ以外の作品は以前、それなりに撮影してある。他にはホール内に作品があるようだが、それらは見る機会がなさそうだ。



地下鉄西11丁目駅直結の画廊発見。



創成川近くで発見。うーむ、これ何だろう。

 

■赤れんがテラス「SUGIYAMA Rumiko solo exhibition[HERE NOW]」。管理人スペースができたため、展示コーナーは若干狭くなった。そして、管理人たちが昼食を食べているため、その匂いが漂っている(食事をするなと言っているわけではない。単なる感想である)。
「HERE NOW」:遠目に見るといろいろな色彩が感じられるが、近づくと白く見える作品が興味深い。下地に色を塗っているため、近づくと表面の白だけが目につくようになるのだろう。

■チカホ「リサイクルアート展2017」。作品を見だすと係員が近づき、小さなチラシとポケットティッシュを配っている。ポケットティッシュって、リサイクル的にはどうなのかと思ったら、牛乳パックから作るケースもあるようだ。

上前功夫「border/edge」:これは形が何と言ってもカッコいい。



高本夏実「ソーシャルネットワーク」:破棄処分されたCDから作ったもの。以前、レコードを加工した作品に、何とも言えないイヤな感じを受けたものだが、CDとなるとあまり何も感じないね。デジタルなので、コピーしてあるんだろという気持ちなのか、自分で積極的に集めたことがないせいか。それはさておき、この作品の造形はなかなかいい。



輿石孝志「自修再生ダンボール」:撮影してしまうとそうでもないのだが、目で見ると流れのような錯覚感がある。



■大丸画廊「珊瑚彫刻作家作品展」。不動明王が1620万円と圧倒的に高い。珊瑚の質によるものか、作者のバリューによるものか?

■プラニスホール「JR Tower Art Planets 2017 あそぶ・ひねる・やく~北の陶の新時代」。
坂東光太郎「1117」:器が世界を表現している感あり。
南正剛「氷裂2009-K」:釉薬中の水分が自然に凍り、そのひび割れごと焼いた作品。
尾形香三夫「ふたつの世界」:皿の両側にある同じ色の釉薬が、周辺のグラデーションのために違った色に見えるという作品。器による視覚表現に取り組んでいる作者である。

前田育子「旅へでるなら夜の小舟」「旅のはじまりの記憶」:小さなステップを踏んで小舟に乗り込むようなインスタレーション表現。
三津和広「ドクロプレート」:50cm以上ある大皿に、ドクロの文様が描かれているというコミカル作品。

それなりに見ごたえがあった。しかし「これ撮影していいんだよね」とか言って、写真を撮りまくっていた二人には猛省を願いたい。撮影禁止マークがあちこちにあるのだが、パターン認識障害の人なんだろうか(昨今の展覧会の撮影が認められてきた風潮は、また別の話である)。



少し涼しくなってきた建物の屋上で休憩。腰が痛い…。


この暑さには

2017年07月08日 11時48分03秒 | 食べ歩き
私は暑いための食欲がなくなるということは無いのだが(札幌程度であれば)、通りかかった店の「今日の日替丼 海鮮丼」にスーッと誘われて、蕎麦屋「O」に入ってしまった。ここはテレビ塔店は行ったことがあるが、西15丁目の店は初めてだ。

食券を購入し、席に着くと冷たい水と熱いお茶が出てきた。おお、これは気が利いている。



そして間もなく、海鮮丼とセットの蕎麦が到着。蕎麦大盛で有名な店だが、丼とのセットだと普通量のようだ。



さて、メインの海鮮丼。乗っているのは、玉子焼き、マグロ、しめ鯖、タコ、サーモン、甘エビ、イカ、白身(平目?)。大葉のかげはワカメと大量の生姜で占領されているので、魚の量としては今一つかな。しかし、酢飯の具合が非常によく、ご飯がぐいぐい食べられる。



蕎麦はこの店だからきわめて普通だった。蕎麦湯を少し飲んで終了。


蕎麦屋の晩酌

2017年07月06日 19時07分45秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日もちょっと訳ありで、琴似の蕎麦屋さん「K」へ立ちより、夕食を取る。1500円のセットを注文し、2杯ついている飲み物の1杯目は大七純米吟醸(+200円)でスタート。



つまみは店主お勧め2種プレートを選び、さつま揚げとひじきの煮物、玉子焼きがやってきた。玉子焼きは一人ではもて余す量のところもあるので、このくらいが嬉しい。



あっという間に食べてしまい、あさり天ぷら(セット外)を注文。パラリと揚がったあさりに、温かいおろし汁がついてくる。汁をつけてかみしめると、あさりの旨みたっぷり。これは素晴らしいつまみだ。



もう少し何かということで、若鶏の山椒焼きを追加(セット外)。山椒のパンチが効いている。2杯目の飲み物は蕎麦焼酎の蕎麦湯割り。前回同様、もて余すほど多い…。





ついついつまみを頼んでしまったが、最後に蕎麦1人前が来るのだ。更科と田舎が選べるので、ここは田舎で。



さらには蕎麦湯がなかなか美味いんだよね。腹一杯、限界だ! まだ少し明るい中を帰宅する。

 

夕食がてら

2017年07月04日 21時26分31秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は夕食がてら、二十四軒の居酒屋「F」へ。私が入店した時がマックスの混雑で、それ以降徐々に人は減り、穏やかになっていった。飲み物はいつもの酎ハイでスタート。通しは豚肉の茹でたものとレタス。さっぱりしていい。



珍しく、薬味たっぷりカツオ刺しというのがあったので、頼んでみた。薬味もたっぷりだが、カツオ自体も値段を上回る量で、大変うれしい。



恒例の納豆豆腐を頼もうとしたら、まさかの「納豆品切れです」と。今日は他にも焼き物などで品切れがいくつかあったようだ。ちょっと珍しいなと思いながら、冷奴に切り替えよう。



そして焼き物。まずは豚タレから。途中から一味をかけて食べる。



そして手羽先を注文したところ切れているとのことなので、ささみわさびを注文。至極あっさりしたところが良いのだ。



2週間分たまっていたヤングジャンプと週刊マガジンを読んで、無事終了。いつもの飲み屋であった。


湿った札幌

2017年07月04日 20時00分42秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
どうも天気がさえない。今日の札幌の午後は曇りの予定だったが、かすかに雨が降っており、湿度は高い。そんな中をすすきのへと向かうのだが、途中、狸小路で「完全セルフバー」という看板を発見した。「あなただけのカスタマイズカクテルを作ってみてください」ということなのだが、私が行くと面倒なことになりそうだ。あの酒はあるのか、このリキュールはあるのかと面倒なことをきっと言うぞ。



そんなことは面倒なので、いつものバー「N」へ。1杯目はフルーツでスッキリ、スイカとジンのカクテルだ。



おお、これはフルーツ感が強いね。ついジュースのようにスイスイ飲んでしまう。

2杯目はラム+パッソア+GET31+ディタ+グレープフルーツのカクテル。



色がピンクできれいだが、私には似合わない気もする。パッソア、ディタとフルーツ風味のリキュールがいい感じである。

3杯目は少しコッテリしたのを求めて、カルヴァドスの官能的なカクテル。これはドンとくるね。



なかなか酔っぱらったところで、少し何か食べに行くことにしよう。


約7年ぶり4回目の訪問

2017年07月03日 19時32分47秒 | 食べ歩き
今日は諸事情により夕食を外でとることになり、酒も飲めないのでまっとうな食堂「H」へ。ここは品が出てくるのに少々時間がかかるのだが、幸い先客は1名とあって、少し週刊誌を読んでいるうちに定食が到着した。

今日はいわし空揚げ定食を頼んでみた。定食の全景はこんな感じ。



早速食べてみると、いわしはからりと揚がり、油くささは全くない。おろし醤油でも、ウスターソースでもいける感じだ。



そして相変わらず特筆すべきが3つの小鉢。青菜ともやしにニンジンの赤を添えたお浸し、ナスの揚げびたしには絹さやの緑、豆腐の梅ネギタレには黄パプリカときゅうりが添えられている。ご飯なども合わせて、総計17品目というところだから、これは素晴らしいというしかない。



さっぱり健康系の定食屋さんとしては、この店の右に出るものはそうは無いだろう。ボリュームも小鉢3品にご飯もそこそこあるので、私くらいの食欲の人間にとっては、これで十分すぎるくらいだ。


斜め通りにて

2017年07月01日 21時12分14秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
実は昨日もサッポロビール園での宴会だったため、今日はパス。一人、札幌駅の方に向かってあるくのだが、ちょっと方向を変えて斜め通りへ行こう。



洋食屋さんでという考えもあったが、本日は閉店済み。ということで、以前より一度行ってみたいと思っていた蕎麦屋「HS」へ。入ってみると、先客2グループで、それほど混雑はしていなかった。

まずは山の井あやめをグラスでもらい、酒のつまみにしょうゆ豆でスタート。



しょうゆ豆はそぼろが入っており、ちょっとつまむには悪くない。



続いてとり小肉の塩焼き(せせり)と酒が足りなくなり、慌てて喜楽長を燗で注文。とり小肉はしっかり歯ごたえがあり、塩気も効いた酒のつまみになる味。喜楽長は燗のつけ具合が非常によろしかった。





そういえば、昼も蕎麦だったよなあと今さらながら思い出しつつ、締めはもりにしよう。



蕎麦の傾向も似ている、細打ち麺である。歯触りや少し濃厚な蕎麦湯も似ていたりしたが、蕎麦だから飽きるということも無いので、美味しく食べられた。隣に女性一人客が二人、ちょっと酒を飲みながらいたのだが、いつの間にか会話が始まった模様。オッサンとしてはそこに参加するわけにもいかず、今日は結構つかれたので、この辺で帰ることにするか。



札幌駅まで戻り、今日は小樽への高速バスで帰宅。一日長かった。

サッポロビール園にて

2017年07月01日 19時00分11秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
次のイベントはサッポロビール園の博物館見学である。一度来たことはあるのだが、今日は人数もいるし、プレミアムツアーに参加するのだ。

 

プレミアムツアーカードを胸から下げ、まずはプレミアムシアター鑑賞。その後はツアーガイドに連れられての見学となった。ツアーガイドさんの解説は初めて聞く話もあり、なかなか良かったのではあるまいか。

 

サッポロビールのポスターに藤島武二の作品もあった。



最後に楽しみの大部分を占める試飲。ここでも「サッポロビール生ビール黒ラベル」と合わせ、プレミアムツアーでしか飲めない「復刻札幌製麦酒」が頂けるのである。復刻札幌製麦酒はスッキリした黒ラベルに比べると、コクがありどっしりした味わいであるように思えた。



自由見学も良いが、プレミアムツアーでの参加も一度はするべきだろう。

 

赤平市にて

2017年07月01日 16時06分24秒 | Weblog
今回の主目的は、植松電気を訪問し、モデルロケット教室(一般用)に参加しようというもの。こちらも約1時間前に到着してしまったが、周辺を散策しながら、受付開始を待つ。



受付を済ませ、席に着く。定員は100名くらいまで行けるらしいが、今日は20~30人くらいかな?



まずは、植松社長の講話。これが自分の人生を元に、「どうせ無理」と言って人の可能性を奪ってはいけないという熱いメッセージであった。



その後、モデルロケットの制作。胴体の組み立てはさほどでもないが、パラシュートが上手くでるように胴体内部に設定するところで一苦労。さらにロケットへの彩色で一苦労。私のはサイケデリックな感じになったが、後で他の人のを見ると、ずいぶんシンプルな仕上がりだった。また、関西から来た人もいたようで、黄色と黒のロケットが2機ほどあったようだ。



社長講話中はちょっと驚くような豪雨となったが、話も終わるころにはほぼやみ、濡れずにロケット打ち上げを行うことができた(ちなみに、危ないので傘は禁止で、雨具はカッパでなくてはいけない)。ロケットは時速約200キロで打ち上げられるそうで、それ故に、写真撮影はとてもできなかった。

なかなか素敵な体験をして、札幌方面に戻る。

東滝川にて

2017年07月01日 12時33分42秒 | 食べ歩き
本日はちょっとしたイベントで滝川方面に向かう。朝8時半に家を出て、集合は9時半なのだが、どうもすでに暑い。スマホを家に忘れて、慌てて取りに帰ったせいもあるが、それにしてもちょっと暑い。早速、道央道を使って移動開始だ。



1時間強の移動で、東滝川の蕎麦屋「KKK」へ(クー・クラックス・クランではない)。時に行列のできる店とのことだが、30分前に到着してしまったので、誰もいない。我々が30分も行列を作るという、予想外に事態になってしまった。

初めての蕎麦屋さんなので、注文は当然もりと言いたいところだったが、気になるメニューがある。ということで、その満足セット(寿司6貫つき、ざるそば)というのを注文してみた。

開店と共にほぼ満席となったため、しばらく時間はかかったが、注文の品がやってきた。全景はこんな感じ。



ほう、蕎麦屋の寿司というから、勝手にバッテラのようなものを想像していたが、サーモン、タコ、海老、マグロ、イカ、しめ鯖の6貫だった。これは玉子焼きもついているし、一杯やりたくなるなあ。



まずは蕎麦から。幌加内の10割蕎麦らしいのだが、かなり細打ちである。歯ごたえはしっかりしているし、つゆもいい感じだ。さらに少し意外なことに、寿司が美味かった。作り置きの硬い寿司ではなく、ほんのり温かい作りたての感じで、口の中でパラリと崩れる感じも上出来だ。



これはいいセットを注文したと自画自賛しつつ、最後に飲んだ濃厚目の蕎麦湯も良かった。

 

これは来る価値があると思う。