散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

伝統の味はいずこ

2020年07月04日 11時55分05秒 | 食べ歩き
今日の昼食の場所はどこがいいか思い浮かばなかったのだが、突然、4プラ地下にある喫茶「N」が良いではないかと思いついた。後で知った所によると、八雲チェーンの一軒であるのだが、まあそこは良しとしよう。

店に入ると、席間にかなり余裕が取られており、落ち着いた作りになっていた(以前は隣の席がすごく近く感じていたように思う)。



メニューを見ると、あれれ、昭和24年にできたこの店の名物「カツライス」が載っていない。今日はカツライス気分ではなかったものの、どうしたのだろうか。

とりあえず、ナポリタンを注文。先にメロンソーダ(ここに来ると飲みたくなる)、サラダが出てくる。



それからメインのナポリタン。以前食べたものと麺が違うような気がする。何とも「ケチャップうどん」という言葉を彷彿とさせるような太さと破壊力である。これはこれで悪いことは無く、タバスコと粉チーズを途中からかけて食べた。



店を出る時にレジの所に「メニューをリニューアル」したようなことが書いてあった。外のショーケースを見ると、ここにもカツライスの模型が無い。この店の名物、あれをやめてしまったのであろうか。


20200703最近読んだ本

2020年07月03日 23時31分46秒 | 読書
■「酒の細道47」ラズウェル細木
気になったのは「マグロ山かけ」。昔はあんな口触りの違うもの、一緒に食べられるかと思っていたが、最近はそうでもない。

■「大気工場の反乱 ペリーローダン619」エーヴェルス、エルマー

■「ホワイトラビット」伊坂幸太郎
時間軸、または空間軸をずらしてきた。

■「構造素子」樋口恭介
数学の写像やコンピュータソフトウェアのレイヤーの概念を持ち込んだ小説。ところで、「ジェイムソン教授シリーズ」を読んだことが無い人は、どうにも理解に苦しむのではなかろうか。

■「天才感染症 上下」デイヴィッド・ウォルトン
南米で発見された菌に感染すると、人間の知能が著しく上昇するだけでなく、菌の繁殖を助ける方向に行動してしまうことが判明。このまま人間は菌の奴隷となってしまうのか? なかなかスリリングで一気読み。

■「日本マンガ全史」澤村修治
マンガの歴史を一望できる。

■「めしばな刑事タチバナ38」坂戸佐兵衛、旅井とり
今回のメインはチョコレート特集。私はそこそこの年齢なので、高級チョコというよりは、昔ながらの日本のチョコが印象に強いのである。名を上げるとすれば、マーブルチョコレート、ベビーチョコレート、チョコフレークとか。最近では柿の種チョコが美味しい。

環境保護とは

2020年07月03日 18時39分50秒 | 食べ歩き
会社帰りに紀伊国屋さんに立ち寄り、本を購入。そういえば7月1日からマイバック推奨になったんだったっけ。レジ待ちが長蛇の列になっていたので、いったいどういうことになるのか眺めてみた。

まず、ビニールの袋と手提げ袋は有料、単なる紙袋は無料なのだ。私は常に鞄を持って歩いているので、しっかりした袋は不要だが、本をそのままカバンに入れるのはどうも良くないと思っていた(汚れたり傷む。オビは特に傷みそう)。じゃあ紙袋に入れて貰えれば良いかと思ってレジでそういうと、店員さんが本にブックカバーをかけ出すではないか。ブックカバー+紙袋の2重ってのはどうだろうね。慌てて「ブックカバーは不要である」旨をお伝えした。こんなに重装備で包装したら、かえって環境負荷が高いんじゃないのか?

そもそもレジ袋はプラスチック使用量のごく一部を占めるだけなのに、身近にあるためにやり玉に挙がっているという話もある。また、レジ袋の材料は石油精製の副産物で、決して無駄遣いではないとか、ゴミとして燃やすと熱量を高める助燃材の役割をする効果があるという説も聞く(ゴミ焼却炉のタイプにもよるらしい)。それを廃止するために、こんなに紙を使うんじゃ、意味がないではないか。
(ま、日本の現環境大臣が存在する意味のない政治家だからかなあ)

本を購入して、カフェ「CC」へ。今日は少し暑かったので、アイスコーヒーのトールサイズを注文。



強烈な疲れを感じ、ガムシロップを入れて飲んだ。幸いアイスコーヒーはガラスコップに入っていたが、ストロー、ガムシロップの容器、ミニお手拭きなど、いろいろなものを使い捨てにしているなあ…

水曜日は激しく飲む日(3)

2020年07月01日 21時35分11秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
先週の反省を生かして控えめにしていたのだが、脳がやられるとともに「もう一軒行くか」という気になってきた。すすきのの某店に立ち寄ってみたら、かなりの混雑っぷりだったので諦めて琴似に移動。しかし、地下鉄も結構な人が乗っているね。

琴似はいつもの「F」へ。ここもそれなりに人がいたが、ちょうど3席連続で空いているところがあり、その真ん中に座らせていただくことになった。酎ハイで始めることにして、通しは鶏チャーシュー。これ、たまに出るけど嬉しいね。



続いてひな皮を注文。



野菜ものも欲しいなあ。ということで、時々頼むオクラお浸しを注文。これつまみに良し、健康そうな感じも良しである。



2杯目の飲み物は珍しく麒麟山を注文。新潟の美味い酒である。締めはささみ焼きであっさり行こう。



これでさすがの私も満足した模様。後はまっすぐ家に帰ったとさ。

水曜日は激しく飲む日(2)

2020年07月01日 20時20分37秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
さて、本日の2軒目は変わり映えせずバー「N」へ。ラフィラの前を通って行くのだが、建物の明かりはすっかり消え、何となくボロくなってきた感じがする。



バーでは一人目の客になってしまう。お、今日は季節の味、ジン+スイカで行くとするか。毎年、初夏にはこれを飲むんだよなあ。



2杯目はグラッパ+マリブ+コアントローのカクテル。個性の強い3種類の酒がそれぞれの味を出しつつ、何となくまとまりもある感じだ。



3杯目はウイスキーをと思ったら、私が飲んでいないウイスキーがまだありましたか(大体、1杯は飲んでいるのだ)。そのビッグベイビーブナハーブン6年 2013 バーボンバレルを頂くことにしよう。



59.4度のパンチ力に加えて、スモーキーな香りがしっかりしている。そのまま飲んでも年数の割には楽しめるが、ちょっと加水すると風味大爆発で、これはなかなかヤンチャにして楽しい味わいだ。

2杯目のカクテルが強く、3杯目のウイスキーも強力なので、今日はこのくらいにしておくか(先週、記憶喪失)。

ちょうど次の客も来たところで店を出る。

水曜日は激しく飲む日(1)

2020年07月01日 18時51分02秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
テレワークが多くなった時に、「週に1回くらいはメリハリを持って飲みに行こう」と思っていたのだが、出社が多くなって来たこの頃でも、それが継続している。今日もすすきの方面に出撃である。

1軒目は焼肉屋さんで腹ごしらえをしていくかと思ったら、なんとカウンター満席。先日、テレビの再放送に出ていたせいかもしれない。ならばという事で、そのすぐ近くにある回転寿司「P」へ。ここは以前は外にちょっとした行列ができることもあったくらいなのだが、さすがにそれは無い。

店に入り手を消毒してから、仕切りのできた席に座る。少し席に余裕を持たせるため、1人用席でも昔の2人幅くらい取ってあるので、ほぼ1人で行く私にとってはとても快適な状況だ。但し、席数は少なくなるから、経営的には大変なのだろう。



まずは恒例の晩酌セットでスタート。ハイボールを飲んでいるうちに、ネギトロ巻と刺身(マグロ、タコ、しめ鯖)のいつもの奴がやって来た。変わり映えはしないが、これでいいのである。



あれこれ食べつつ空腹をなだめ、刺身を少し残して2杯目の福司を頂く。相変わらず盛りがいいね。



さて、刺身を食べ終えたら単品注文だ。レーンを回っている寿司は無いので、すべて注文である。ということで、生いわし、とび玉を注文。いわしは身がしっかりしていて、なかなか良い。



とび玉は前回いたく感動したのだが、今回はそこまででもなかったか。総合的な味を取るか、トビッコの味がハッキリするのを取るか、その日によって気分が違うのであろう。



続いて生マグロ赤身とホッキひもを注文。マグロも身がしっかりしている。



ホッキひもは貝柱の部分が食べ応えあるし、良いんだよね。



お店にお金を落とすべく、もう少し食べたいところだったが、第一次満腹感が訪れてきた。金払いの大したことが無い客で申し訳ない。



しかし、他のお客さんも少なく、これはなかなか大変な状況ではなかろうか。勘定をしてもらうときに「久しぶりに来ましたが、やっぱり美味いですね」というと、女将さんの笑顔が出た。ここはいい店なので、何とか続いてほしいものである。