草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

危機の時代なのに保守同士が今は争っているときではない

2023年09月24日 | 祖国日本を救う運動
 LGBT法案をゴリ押しした岸田内閣にノーを突き付けたいがために、百田尚樹氏と有本香氏が日本保守党を結成するという気持ちはよく分かる。
 しかし、政治はあくまでも数である。このために多数派を形成する努力を怠ってはならない。作家やジャーナリストとして朝8などで自由に物を言うのとは、そもそも違うのである。
 当初は岩盤保守からの支持を一定程度取り付けると思われたが、それなりの理解を示してくれたユーチューバーとの間でも、反目が生じたりしている。
 百田氏が自らを「保守ではない」と言ったツイートや、有本氏が上野千鶴子氏と同じように「夫婦別姓」を口にした動画がネット上にアップされており、反日本保守党の方もエスカレートしてきている。
 百田氏や有本氏は、ツイッターなどで、フォロワーが助言やなどをすると、上から目線で馬鹿にしたような言い方をする。それが誤解を招いて、こんなことになってしまったのである。
 さらに、橋下徹氏や上海電力を問題視しながら、中途半端に終わってしまっている。
 物の考え方が変るというのは、誰にもあることで、それを批判すべきではないが、あまりにも攻撃的な言動が目に余る場合には、逆に自分が攻撃される立場になってしまうのである。
 保守が憎しみ合うのはもみっともない。感情的になって敵をつくるというのは、左翼の特有の運動論であり、保守には馴染まないのである。
 岩盤保守として心がけるべきは、冷静な議論に徹するということである。迫りくる台湾有事などに備えて、今は日本国民が一致団結するときである。かの国に隙を与えてはならないのである。
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