昨夜のアベマに出演した百田氏や有本氏の発言を聞いていて、ガッカリしたのは僕だけであろうか。佐々木俊尚氏が日本保守党の立ち位置を「極右」や「右派政党」と決めつけたことに、有本氏などは色をなして反論したが、なぜそんなことで怒る必要があるのだろう。
今の自民党は国民政党を名乗っている。思想的には右から左までいる。これに対して、日本保守党はLGBT法や移民政策などで、明らかに右側の意見を代弁している、そうであれば、そんなレッテル貼りに屈することなく、自分たちの正しさを訴えればいいのである。
フランスやイタリア、さらにはドイツでも極右政党が躍進しており、恐れるに足らずなのである。三島由紀夫が語ったように、戦後の日本の右翼は「ナショナリズム」「反体制」「反資本主義」の三つを失ってしまった。米国によって手足を縛られてしまった我が国においては、それを主張することは異端であり、危険な分子であるが、それに臆してはならないのである。
穏便な保守を自称するのであれば、自民党の保守派を応援するだけでいいのである。「移民政策」で自民党との違いを打ち出せば「排外主義者」と批判されかねないが、それでも持論を貫くことで、一定の支持者を獲得できるのである。
百田氏が「移民政策に反対しているのではない。どのようにして、どのくらい受け入れるかの制度設計ができていないのが問題だ」と述べていた。その位のことであれば、自分たちが提案をすればいいのである。
日本の右翼の歴史に一ページを付け加えたのに、桜井誠氏の行動する保守運動がある。彼らは攘夷論的な街宣活動を行った。それまでの右翼は、大アジア主義者が中心であった。先の戦争についても悔いていた。同じアジアの同胞と殺し合った過去を反省したのだ。児玉誉士夫の「民族の歌」の歌詞でもそのことに触れている。しかし、それと袂を分かったのが行動する保守運動なのである。
百田氏と有本氏は、自民党とも行動する保守運動とも、戦前からの右翼とも違うのであれば、そのスタンスを明確にしなくてはならない。先の戦争によってアジアアフリカの国々が独立をする引き金になったというのを、百田氏が強調したいのであれば、それこそ京都学派が唱えた大東亜共栄圏構想の意義に関しても触れるべきだろう。それはアジアは一つということである。東アジアにおいて国家の壁を低くすることでもあった。
自民党のような総合デパートでは物足りないのであれば、日本保守党は専門店にならなくてはならない。政治家はくどくど説明しなくていい。単刀直入にスローガン化すればいいのである。昨夜のような話し方では駄目である。日本保守党が何をしたいのかを一言二言で語るべきなのである。
今の自民党は国民政党を名乗っている。思想的には右から左までいる。これに対して、日本保守党はLGBT法や移民政策などで、明らかに右側の意見を代弁している、そうであれば、そんなレッテル貼りに屈することなく、自分たちの正しさを訴えればいいのである。
フランスやイタリア、さらにはドイツでも極右政党が躍進しており、恐れるに足らずなのである。三島由紀夫が語ったように、戦後の日本の右翼は「ナショナリズム」「反体制」「反資本主義」の三つを失ってしまった。米国によって手足を縛られてしまった我が国においては、それを主張することは異端であり、危険な分子であるが、それに臆してはならないのである。
穏便な保守を自称するのであれば、自民党の保守派を応援するだけでいいのである。「移民政策」で自民党との違いを打ち出せば「排外主義者」と批判されかねないが、それでも持論を貫くことで、一定の支持者を獲得できるのである。
百田氏が「移民政策に反対しているのではない。どのようにして、どのくらい受け入れるかの制度設計ができていないのが問題だ」と述べていた。その位のことであれば、自分たちが提案をすればいいのである。
日本の右翼の歴史に一ページを付け加えたのに、桜井誠氏の行動する保守運動がある。彼らは攘夷論的な街宣活動を行った。それまでの右翼は、大アジア主義者が中心であった。先の戦争についても悔いていた。同じアジアの同胞と殺し合った過去を反省したのだ。児玉誉士夫の「民族の歌」の歌詞でもそのことに触れている。しかし、それと袂を分かったのが行動する保守運動なのである。
百田氏と有本氏は、自民党とも行動する保守運動とも、戦前からの右翼とも違うのであれば、そのスタンスを明確にしなくてはならない。先の戦争によってアジアアフリカの国々が独立をする引き金になったというのを、百田氏が強調したいのであれば、それこそ京都学派が唱えた大東亜共栄圏構想の意義に関しても触れるべきだろう。それはアジアは一つということである。東アジアにおいて国家の壁を低くすることでもあった。
自民党のような総合デパートでは物足りないのであれば、日本保守党は専門店にならなくてはならない。政治家はくどくど説明しなくていい。単刀直入にスローガン化すればいいのである。昨夜のような話し方では駄目である。日本保守党が何をしたいのかを一言二言で語るべきなのである。