中共を甘く見てはならないのである。ヘイトスピーチどころの話ではなく、日本人を抹殺しても許される。そう考えているのが今の中共ではないか。重慶市の「重慶青年報」の3日付け最新号には「日本は再び戦争をしたがっている」との見出しの全面広告が掲載された。言論の自由がない国でそれが許されたのは、中国共産党がそれを容認したからだろう。しかも、広島と長崎には原爆のキノコ雲と炎のイラストが描かれていた。また、そこの記事では、集団的自衛権の行使について安倍内閣が閣議決定したことに対して「殺人者の手に再び刀が渡った」とまで決めつけた。広告という形を取りながらも、日本と日本人への敵愾心を煽るプロパガンダにほかならない。安倍内閣は早速、菅官房長官が抗議の意を示したが、中共は日本人を人間扱いにしていないのである。昭和20年8月に日本に原爆が投下されたことを思い起こさせることで、核武装した中共の軍事的な優越性を主張したいのだろう。彼らは日本を攻撃できる核弾頭を配備しており、そのボタンに手をかけている。いつでも発射できる状態にあるのだ。それを思い知らせるために、あえてその広告を掲載したのである。もはや日本は平和ボケでいることはできない。安倍首相がオーストラリアとの安全保障上の関係を強化するのも、それに対応する動きなのである。広島と長崎の悪夢を二度と繰り返さないためにも、日本の国民の命を守るためにも、安倍内閣が最善を尽くすべきである。その観点からしても、日米同盟を強化する集団的自衛権の行使容認は避けては通れなかったのである。相手が苛立つのは戦争がやりにくくなったからだ。まさしく八つ当たりなのである。
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