飯山陽さんが問題視している寄付金の領収書の件について、日本保守党は逃げずに説明すべきです。日本保守党に100万円を寄付したAさんに対して、なぜ出せないのでしょうか。
Aさんが寄付したのが昨年の10月5日であったことで、控除の対象にならなかったのではないか、という指摘を飯山さんはしています。これはあくまでも有本香氏の発言を根拠にしています。
有本氏が「(昨年)10月17日時点に遡及する形で課税優遇措置団体になった」という言葉を信じるとすれば、そうした疑いが出てきます。寄付金を集め始めたのは10月3日からで、それまでの期間は控除の対象外になってしまうからです。
振込先が政党名ではなく「ヒャクタナオキ」という個人名になっていることも腑に落ちません。そもそも領収書と寄付金控除の書類を、Aさんに発行していないことから疑惑が深まってしまったのです。
日本保守党として5月前に総務省に政治資金報告書を提出していれば、それにともなって領収書と寄付金控除の書類を渡すことができます。それがなぜできないのでしょうか。そうすれば後日、総務省からの書類が届き、税務署に届ければいいのです。日本保守党がやるべきことをすればいいだけです。