香港だけでなく朝鮮半島でも、重大な人権侵害が行われている。私たちはそれに関しても声を大にして抗議しなくてはならない。全体主義国家の北朝鮮から身一つで逃げてきた人々を、文在寅は金正恩のもとに引き渡したのである。それに関連した韓国軍中佐のスマートファンの画面がネットで拡散され、韓国では大きな話題になっている▼東亜日報などの報道によると、去る2日に朝鮮半島の東海岸の三陟港に2名が乗った北朝鮮のイカ釣り船1隻が入ってきた。脱北して韓国に救いを求めてきたのである。しかし、文在寅は北朝鮮に配慮して亡命を認めなかった。韓国の土を踏んでから5日後の7日、国民の目を避けるようにして、板門店から金正恩に差し出したのである。2人は捕縛され、目隠しをしたままそこに連れていかれ、目隠しを取られてはじめて、自分たちの絶望的な運命を知って崩れ落ちたというのだ。いうまでもなくその人たちは収容所で拷問を受けることは確実であり、殺される可能性が高い▼文在寅らを人権派弁護士として礼賛した日本の左翼は、恥を知るべきである。そんな北朝鮮や韓国を批判することが、どうしてヘイトにあたるのだろうか。日米韓の同盟関係などはもはや過去の出来事なのである。後ろ盾になるはずのアメリカも、トランプになって金のことしか頭にない国になり果ててしまった。日本は自由アジアを守り抜かなくてはならない。それにはまず、強い国家にならなくてはならない。危機は迫ってきており、残された時間はあまりないのである。
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