演武する法形は華麗にして重厚さがあり、後宙返りなどの高度な技も表現するテクニックを持っている。躰道の会員から憧れの選手として目標にされていました。
人の話を真剣に聞くことにとても長けた人です。
全国社会人躰道優勝大会では、「最高師範杯」という名誉な賞があります。
これは躰道創始者・祝嶺正献最高師範が創設した賞であります。
躰道を修行している社会人は、実技はもとより躰道の理念を理解して人格的にも優れた人に与えらえるとの趣旨のもと毎大会ごとに選手の中から一人選出されるものです。
躰道創始者・祝嶺正献最高師範の生前中は、最高師範自らが選考をしておりました。
自分も全国社会人優勝大会には、第1回大会から第5回大会まで選手として出場をしておりました。この「最高師範杯」を、第1回大会、第2回大会、第3回大会、第5回大会と4回受賞しました。誠に栄誉なことであります。
大会当日、会場には「最高師範杯カップ」展示されておりました。
歴代受賞者のリボンがカップに吊るされておりました。
私の名前が記されていたリボンが4本吊るされてありました。
土井慈功さんとお会いしました。土井さんは建設省在勤中に躰道を修練しておりました。一緒に躰道を修練したことで、今でも親しく交流しています。
現在は億萬山妙知庵の住職として元気に活動しております。
お話は躰道創始者である「祝嶺正献最高師範」について多く語っておりました。またその思い出についても文書に綴って頂きました。
現在、躰道創始者・祝嶺正献最高師範についてのエピソード等は編纂しているのでとても参考になっております。
アルヴァル ヒューゴソンさんと懇談(オークレール)
弘前に行った時に躰道の指導者でありますアルヴァル ヒューゴソンさんとお会いしました。
ヒューゴソンさんは弘前大学で英語の講師をされています。躰道では日本躰道協会の役員として活躍しています。地元の弘前市では躰道の指導をして多くの会員たちを育成している素晴らしい指導者です。
弘前アートホテルのティーラウンジ「オークレール」にて、懇談のひとときを過ごしました。やはり話題は躰道についてのこととなります。躰道創始者・祝嶺正献最高師範の想い出、日本躰道協会の運営、各種大会の運営などについて話題となりました。
大会運営については、競技運営は若い人たちが率先して尽力しています。大会運営となると観客動員やOB師範への呼びかけ、大会終了後の報告と挨拶などを考慮してみると、祝嶺正献最高師範が生前話していたこと「躰道の競技大会を開催するのであれば多くの人に会場へ来てもらう方策を考えること。それが躰道を多く広報に繋がることで会員増強の目標となる」との理念に近づけることを再考する必要があるようです。
全日本躰道選手権大会で昭和51年に千駄ヶ谷駅前の東京体育館で開催された時には、観客が3階席まで埋まり体育館事務局の人は「本日は7400名の入場者で、日本躰道協会は良く多くの人を集めましたね」と話していたことが思い出されました。
その時、本部席とその後方の来賓席には150名の各躰道協会会長役員や師範たちで埋め尽くされていました。選手の入場行進は山田よしはる先生作曲による「躰道行進曲」がオーケストラの生演奏で会場内に響き渡りました。競技場は高台を設置して選手が見やすいように設営をされていました。
そのようなことをヒューゴソンさんと話して、今後もこのような大会運営が出来ることを祈念している。となりました。(2018.7.2)
(追伸)
アルヴァル ヒューゴソンさんは、テレビ東京系列の1時間番組に出演をしました。
「ワタシが日本に住む理由」というテーマで、経歴、躰道との出会い、祝嶺正献最高師範の理念、関場家のホームステイ、家族、料理つくり、行きつけのお店など詳しく紹介されていました。最後に日本人に要望することとして「もっと躰道を知ってほしい」とコメントをしていました。
小関迪筑波記念病院院長(医療法人社団 筑波記念会会長)
(訃報)
尊敬する小関迪先生の訃報が届きました。
令和4年12月29日に永眠されました。
「お別れの会」が3月18日(土)12時半 ホテルグランド東雲(つくば市小野崎488-1)で執り行われます。
以前、小関迪先生について綴ったものがありますので、掲載いたします。
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筑波記念病院院長である小関迪先生は躰道の大先輩であり学生時代から指導をして頂いた先生です。
日本躰道協会会長の要職も経験している人です。
筑波記念病院はつくば市で最初の救急急性期病院として1982年発足し、地域の中核病院として医療を提供することを目標に携わっています。
予防医療にも非常に力を入れ、急性期、慢性期、在宅医療までの完結型医療を行い、骨髄移植、脳外科手術、心臓手術などの高機能医療を提供しています。
2001年病院機能評価認定、2002年臨床研修病院指定を受けています。現在は600床のベッドで対応できる設備があります。
小関迪先生が一代で築いた筑波記念病院であります。