つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

三代宗家「祝嶺正献」の襲名記念祭

2010年12月05日 | 躰道
             祝嶺正献先生奉納演武に参列した人たち(来宮神社)

玄制流空手道・躰道創始者である祝嶺正献先生が亡くなり9年が経過しました。
祝嶺の型研究会(祝嶺育代代表)では、毎年命日(11月26日)にかけて神社で奉納演武を実施して記念祭を開催しています。
昨年までは桜神宮で行ったいましたが、今年は熱海市の来宮神社で記念祭を開催した。

神殿に祝詞をあげ、参列者は神官からお払い受けていました。
祝嶺家長男の祝嶺修道氏が玄制流空手道および日本武藝躰道の三代宗家「祝嶺正献」を襲名しました。

三代宗家祝嶺正献氏は、
「私は、子供は父と母の遺言と遺志に忠実に従うことが最重要だと考えます。そして遺されたお弟子さんたちも、初代宗家祝嶺正献の目指した方向や理念を再認識し、それを忠実に受け継ぐべきと考えます。これは家督を継ぐ者や武道を志す者たちの基本であり、正しい道と考えて間違いありません。
 生前父(祝嶺正献)が申していた「集結軸」という言葉を聞かれた方もおられると思いますが、これは組織や団体がもつ動員力のことです。玄制流や躰道の場合、創始者の「祝嶺正献」という名称こそ「集結軸」といえます。そこには歴史や伝統、技や理念、そして精神と誇りが集約されています。そして過去を背負い未来を指し示す意思があります。これを正統なものに正当な手順をもって継承させるということが父の遺言です。
 初代宗家の理念と遺志を忠実に継承し、父の夢であった「武道の世界貢献」の実現のため精励努力いたす所存でございます」
と挨拶がありました。

その後三代宗家襲名披露が行われた。

(12月5日記)
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