全勝優勝してインタビューで喜びを表す日馬富士関
大相撲名古屋場所は大関・日馬富士が全勝優勝を果たした。
横綱・白鵬と大関・日馬富士の14勝全勝対決決勝戦。
全勝同士の優勝戦は、29年ぶりで、平成になって初めての対戦である。
過去の全勝対決優勝戦は、
栃錦 対 若乃花、 大鵬 対 柏戸(2回あり)、千代の富士 対 隆の里
いずれも横綱同士の対戦であった。
昭和24年以後大相撲15日制となってからは、横綱対大関の全勝対決優勝戦は初めてである。
優勝対決は、大関・日馬富士が横綱・白鵬を圧倒して寄り切って勝利した。
日馬富士の優勝は前年の名古屋場所に続いて3度目である。
優勝後の次の場所ではいずれも綱取りに失敗している。
来場所となる秋場所では連続優勝をして横綱を勝ち取ってほしい。
優勝インタビューでは、笑顔が見られた日馬富士関。
奥さんとお子さんも観覧していて喜んでいた。
今場所もモンゴル出身の力士が優勝を果たした。
日本出身の大関である稀勢の里や琴奨菊には特に奮起を促したい。
また、来場所が楽しみである。
(7月23日記)