つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

うなぎの「伊豆榮本店」

2016年12月02日 | 日記
                   伊豆榮上野本店

上野不忍池端にある伊豆榮本店は老舗のうなぎ料理店です。
江戸時代中期に開店した上野池の端本店は昭和59年にビル建物として改築して面目一新しています。
うなぎ料理については鰻そのもの。そしてタレ、ごはんのよしあしも大事です。
また、「裂き」「串」「焼き」が重大三要素といえ、その三要素の中でもとくに決定的なのが「焼き」です。
俗に「裂き三年、串八年、焼き一生」ということばがあるほどで、微妙な味の差が「焼き」一つで出てくるといってもいいほど難しいとされています。

伊豆榮の「焼き」の技術は、二百数十年の伝統をふまえた上に、代々、名人芸ともいえる腕をもった職人に恵まれ、今日まで“のれん”に輝きを付加しています。
炭の具合と、火の通し方の間(マ)と、それに、煙のまわし方と、そうした秘伝的技法をカン一つで見事にこなし、あのふっくらと香ばしい蒲焼ができ上がるという。

最近うなぎ屋には外国人旅行者が多く見受けます。
寿司、天ぷらと並び称される日本料理に代表されるうなぎ料理です。

(12月2日記)
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