飲食店コンサルタントの高岡茂夫さんとお会いしました。そして、有楽町1丁目にある珈琲館「紅鹿舎」に案内された。私に「ここの珈琲は美味しいよ」と言いながら、店のママさんに「アクマを2つ」と言っている。
何のことか分らなかった。珈琲カップがテーブルの上に運ばれ、レモンを螺旋状に切った端を長いフォークで持ち上げた。店内は照明が消された。何が始まるのかと思っていると高岡さんが「これから悪魔払い」をすると話した。左右のテーブルにいたお客達も私達の方を注目していた。螺旋状になったレモンの上から液体をたらすと珈琲カップの中に入っていく。高い位置から落すので、テーブルの上にも落ちる。そしてテーブルの上はローソクの炎のようなものが燃え出している。何と異次元の世界なのだろう。世界のどこかにいるような感覚になった。明かりが点灯され、周りの人たちからもどよめきの声が挙がっていた。ここが有楽町であるのかと吾にかえるまでには暫くの時を要した。
更に「ピザトースト」を勧められた。このお店は「ピザトースト発祥の地」であるとのこと。食べてみましたが、結構ボリュームがあってとても美味しかったです。この「紅鹿舎」は朝から夜遅くまで開店している。珈琲は勿論のこと、ランチメニューもあり、酒類もある。おつまみもそれなりにあるので、誰といっても満足できると思います。銀座や日比谷で映画鑑賞や観劇の帰りにちょっと立ち寄って「映画・演劇談義」などする所としては絶好のお店であると思います。(2007.2.24)
(追伸)このお店には、キアヌ・リーブス、加山雄三、具志堅用高なども来店しておりました。
(追伸)このお店には、キアヌ・リーブス、加山雄三、具志堅用高なども来店しておりました。