仕事始め。6日ぶりに入る職場はすっかり冷え切っている。長年の経験からしっかり厚着をして出かけた。それでもやはり午前中は、暖房が効いてくるまで足元から深々と冷えてくる。
いつの頃からか、新年初登庁の朝の挨拶がとても簡略化してきた、と思う。
もちろん、かつてのように過度に挨拶回りをする必要はないけれど、普段の日の「おはようございます。」が「おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします(後半は略されることも多い。)。」になった程度。
普段お世話になっている他の部署や知り合いに頭を下げて回る、ということは殆どしなくなった。却ってそれをすると目立ってしまう。それが良いとか悪いとかは言っても仕方ないけれど、なんとなく仕事納めの日の挨拶とともに、けじめがなくなったように淋しく思うのは歳をとった証拠か。
さて、そんなわけでいきなりいつもの仕事モード。
明日は早速治療で休暇をとるし、週末には年に1度の大きな仕事が控えているので、その準備などで大忙しだった。学生はまだ休みの期間、学内は人口密度が低く、食堂も売店も全てクローズということで、お昼は学外に出ざるを得ず、なかなか不便な滑り出しであった。
冬至からまだ2週間経っていないというのに、間違いなく日が長くなっている。
先月は帰宅するときにはもう真っ暗だったが、今日は、心なしか空の墨色にまだ紺色が残っていた。嬉しい。何がどうということもないけれど、こうしてだんだんと、けれど確実に春が近づいて来ることが嬉しい。もちろんこれからが寒の入りで、1年で最も寒い時期になり、立春が来てもまさに暦の上だけのこと、まだまだ寒い日は続くわけだが、それでも間違いなく日は一日一日と長くなってくる。まるで動物や植物のようだけれど、素直に喜ぶ私がいる。
今日は帰宅すると、あけぼの会の会員の方から一葉の年賀状が届いていた。
HPの治療日記以来このブログを読んでくださっているという。会の名簿で調べさせて頂くと、私より1歳下で、手術も私の翌年に経験されている。(あけぼの会の名簿はとてもよく出来ている。住所氏名電話番号と生年月日に加え、病院名と手術をした年月日が出ているので、近くに住む人、というだけでなく、同い年くらいの人、同じ頃に手術を経験した人、同じ病院に通っている人、などを調べて連絡を取り合うことが出来るのだ。)12歳のお嬢さんがお一人いらっしゃる、ということが賀状から読み取れた。我が家と同じ家族構成で、同じ年代。また輪が広がったことが嬉しい。
もちろんガンの患者会だから、哀しいことだけれど、どうしても訃報に接することがある。致し方ないこと、と会長さんもおっしゃる。けれど、間違いなく前向きに治療し、精一杯生きている仲間が沢山いる、というこの心強さ。
このご縁を大切に、今年も会の勉強会等の行事に参加していきたい。今年も引き続き知的な刺激のある年であることを祈って・・・。
いつの頃からか、新年初登庁の朝の挨拶がとても簡略化してきた、と思う。
もちろん、かつてのように過度に挨拶回りをする必要はないけれど、普段の日の「おはようございます。」が「おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします(後半は略されることも多い。)。」になった程度。
普段お世話になっている他の部署や知り合いに頭を下げて回る、ということは殆どしなくなった。却ってそれをすると目立ってしまう。それが良いとか悪いとかは言っても仕方ないけれど、なんとなく仕事納めの日の挨拶とともに、けじめがなくなったように淋しく思うのは歳をとった証拠か。
さて、そんなわけでいきなりいつもの仕事モード。
明日は早速治療で休暇をとるし、週末には年に1度の大きな仕事が控えているので、その準備などで大忙しだった。学生はまだ休みの期間、学内は人口密度が低く、食堂も売店も全てクローズということで、お昼は学外に出ざるを得ず、なかなか不便な滑り出しであった。
冬至からまだ2週間経っていないというのに、間違いなく日が長くなっている。
先月は帰宅するときにはもう真っ暗だったが、今日は、心なしか空の墨色にまだ紺色が残っていた。嬉しい。何がどうということもないけれど、こうしてだんだんと、けれど確実に春が近づいて来ることが嬉しい。もちろんこれからが寒の入りで、1年で最も寒い時期になり、立春が来てもまさに暦の上だけのこと、まだまだ寒い日は続くわけだが、それでも間違いなく日は一日一日と長くなってくる。まるで動物や植物のようだけれど、素直に喜ぶ私がいる。
今日は帰宅すると、あけぼの会の会員の方から一葉の年賀状が届いていた。
HPの治療日記以来このブログを読んでくださっているという。会の名簿で調べさせて頂くと、私より1歳下で、手術も私の翌年に経験されている。(あけぼの会の名簿はとてもよく出来ている。住所氏名電話番号と生年月日に加え、病院名と手術をした年月日が出ているので、近くに住む人、というだけでなく、同い年くらいの人、同じ頃に手術を経験した人、同じ病院に通っている人、などを調べて連絡を取り合うことが出来るのだ。)12歳のお嬢さんがお一人いらっしゃる、ということが賀状から読み取れた。我が家と同じ家族構成で、同じ年代。また輪が広がったことが嬉しい。
もちろんガンの患者会だから、哀しいことだけれど、どうしても訃報に接することがある。致し方ないこと、と会長さんもおっしゃる。けれど、間違いなく前向きに治療し、精一杯生きている仲間が沢山いる、というこの心強さ。
このご縁を大切に、今年も会の勉強会等の行事に参加していきたい。今年も引き続き知的な刺激のある年であることを祈って・・・。