ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.10.12 ナベルビン20クール2回目、ゾメタ60回目

2011-10-12 19:59:14 | 治療日記
 昨日は、朝からの東京横断出張のせいで疲労困憊。出張先から職場に戻ったのが午後2時半近く。5時半に仕事を終え、1時間半かかって病院近くのホテルまで移動し、近くで夕食を済ませ早めに入浴した後、夫におやすみコールをしてさっさとベッドに入った。寝る前に足が攣っていたのがちょっと心配だった。

 途中で目覚めることもなく、今朝はすっきり。昨日よりも爽やかで安定した秋晴れとの予報。こんな日に通院とはもったいない・・・と、ちらりと思うが、とにかく前泊の利を活かして、今日はいつもより30分ほど早く病院に入った。
 腫瘍内科予約時間までには時間があったので、まさか呼ばれるまいと思って本を読み始めたのだが、受付後、ほどなくして「中待合へどうぞ」の番号ランプが点いてびっくり。
 診察室前の廊下で腰かけるや否や、先生がお顔を出されて、「どうぞ」とのこと。まだ診察開始時間にもなっていないので、これまた驚いた。先生は本当に早起きでおられる。

 「先週のアロキシの効果はどうでしたか。」の質問に、「当日は若干お腹がもたれた感じがあったが、翌日は割と落ち着いていました。翌々日も昼間までは殆ど変らず、午後あたりから疲れとだるさが相まって気持ち悪さはありましたが、翌日土曜日の昼には元気になり始めました。総じて気持ち悪さの出現が一日遅れ、治まったのも半日ほど早かったので良かったです。」と報告する。さらに「気になるのはマグラックスを飲んで2日目の朝からお腹を壊してしまい、その後はまた便秘が続き、なかなかうまくコントロールできないことです。」とお話する。
 先生がおっしゃるには「アロキシで良かった、ということなので今週もそれでいきましょう。お腹の調子はなんとか調整をお任せするしかないですね。今日は予定通りで。」とのこと。体温は6度4分。
 次週は休薬で、再来週は“診察前採血で白血球のみ確認”の予約が入る。「症状も特に出ていないのでCTはあまり急がなくてもよいでしょうか。」と質問した。ちょうど今日で半年になるが、マーカーもレントゲンも不変で安定しているようなら、年内に一度、を目途にするくらいで良いとのこと。昨今の放射線に対する過敏な反応も考慮してのことのようだ。

 化学療法室へ移動。一番乗りのようだ。看護師のOさんが目を丸くして、「まだ9時前ですよ~、驚きましたね。」と。本当にその通りで、わたし本人も驚いているのだ。
 10分ほど待って点滴椅子に案内されるが、選り取り見取り。久々に、一番お気に入りの窓側の席に座われた。ベッドに移動して針刺。今日もOさんが上手に刺してくださったのであまり痛くない。「もしかしたら今日は午前中で終わるかもしれないですね。こんなこと初めてです。どうしようかしら。」とお喋りしながら、血圧はちょっと興奮したのか107―72とのこと。
 椅子に戻って薬の到着を待つ。今日はアロキシ、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本。30分もせずに薬が届き、Kさんの逆血のダブルチェックも終わって無事点滴開始。
 今日は連休明けの週で混雑していると思っていたのだが、珍しくとても空いているとのこと。本当に患者さんの数が少ない。看護師さんも点滴の取り換えがスムーズで、殆ど時間のロスがなかった。2時間弱で終了。抜針もOさんが衝撃なく上手にやってくださった。時計を見ると、本当にお昼前だった。いつもなら始まる時間なのに、と自然とニマニマしてしまう。そんなわけで、今日は1冊と途中までしか読めなかった。
 Oさんが時計を見て「今日はランチもしっかりとれますね。気を付けて楽しんで帰ってくださいね。」と送られた。

 会計は混んでいたが、普段は優に1000番台を超える会計番号が、なんと500番台。この病院に通院し始めてから3年8ヶ月が経つが、午前中に会計にたどり着いたのは本当に初体験だ。お昼に病院を後にすることが出来た。

 帰宅途中にプチ虹のサロンのSさんからメールが入った。いつも通院日には気にかけて頂いて本当に有り難いことだ。
 帰宅すると、久しぶりにお花が届いていた。今日は白、ピンク、赤のバラが2本ずつ、ソリダスターが2本、レザーファンが2本だった。各々花言葉は「愛らしい」「知識」とあった。
コメント
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