ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.10.20 よそ見はしても・・・

2011-10-20 21:02:34 | 日記
 今朝は今秋一番の冷え込みとのこと。いまだ風邪ひき状態であるし、早くもタイツ解禁、タートルネックも解禁である。
 今日は、先日延期になった息子の体育大会でもある。夫も私も出勤のため、「残念だけど見学には行けないよ。ごめんね。」と言うと、当の本人は実にサバサバしていて(何の練習もしていないから思い入れもないらしい。)、「全然構わないよ。」とのこと。いつもどおり飄々として出て行った。あまりに冷めた体育大会の朝、ちょっと淋しいのは私だけのようだ。

 こちらは咳も鼻水も盛大に出るのでマスクをして出勤。うっとうしいが仕方がない。午前中に何とか会議の準備等を済ませ、お昼はいまいち味が分からない中、とりあえずお腹に詰め込んで午後の会議へ。夕方、無事終了。昨日は薬のせいで眠くてたまらなかったが、さすがに出勤すれば眠くもならず、しゃんとするのが不思議だ。

 帰宅すると、殆どタッチの差で息子もご帰還。「どうだった?」と聞くと、着替えもそこそこに私の隣に張り付いてきて、得意のお喋りが止まらなくなった。なんと彼のクラスは10クラス中3位で、表彰状をもらえたとのこと。当然のことながら優勝はスポーツ推薦組だが、2位のクラスとは僅差で3位だったそうだ。本人はかなりご満悦の様子。先日の保護者会では、担任の先生から「このクラスは予選落ちかもしれません。あまり期待はしないでください。」と言われていた。この結果に驚いたのは他ならぬ担任の先生だったようで、息子は「先生から、クラス全員、パックのジュースを奢ってもらえるかもしれない!」と幸せそうに言う幼い15歳だ。
 さらには、彼個人はスポーツ推薦の選手と一緒に走った80mハードルで3位だったとのこと。「それは凄いじゃない。」と言うと、「スタート間際に、中学時代からの友人の応援の声が聞こえたので、手を振って応えていたら、スタートダッシュで出遅れた。」とのこと。それがなかったら2位になっていたかもしれないという。いかにも・・・な話だ。保育園児の時から、徒競走ではいつもよそ見をしながら走っていた息子である。何年経ってもこの落ち着きのなさとお調子者な所は変わっていない。

 夫も私も見学に行けずに残念だったが、夫が帰ってからも、夕食の間中ハイテンションで喋りまくる息子にとって、一つの良い思い出が出来たのだろうと思うとほっとした。
 そうはいっても明日は校外模試。毎日大変なことだ。ようやく「勉強・・・」と言いながら自室に籠ったが、気付けばまたベッドに突っ伏して玉砕かもしれない。

 今日も入浴後、早く休もう。明日一日を乗り切れば、休日だ。
 オリーブさんのコメントを拝見して、本当に大変な2ヶ月を過ごされたことを知り、免疫力が下がっているとき、無理は絶対禁物、ということを改めて痛感した。一度あれほど酷い目にあっているというのに、ついついずうずうしくなっている自分を反省する。

コメント (3)
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