ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.6.6 当たり前のことを当たり前に

2012-06-06 21:03:18 | 日記
 先日、上司との面談があった。今年度の職務目標設定のための自己申告の第1回面談だ。

 いつかも書いたけれど、この後11月に行われる中間申告では、4月に提出した当初申告の目標・成果シートに加えて自己採点シート、異動申告シートを加えて3種類のペーパーを提出して面談。年度末3月の最終申告では、目標・成果シート、自己採点シートを提出して終了になる。したがってこれら3種類のシートは計3回、述べ6枚提出することになる。面談は今の時期と11月頃の2回のみなので、3月にはシートは提出するだけ、である。

 標題に挙げた“当たり前のことを当たり前に”は、今年度の(というよりも今の)私のモットーである。今年、何に重点を置いて仕事をしていくか、と面談で問われた時、予期せぬ形でごく自然にさらりと口から出てきた言葉だ。

 かつてはチャレンジ目標と称される難しい課題(たとえば何年も誰も手をつけられなかったような課題等)を掲げて、それが達成出来ると大きく評価される、などという時代もあった。しかし、みすみす出来ない目標を立てて、やっぱり出来ませんでした、と恥をかく、というのもどうにもおかしなものであるし、それに、それほどの課題がゴロゴロ転がっているポストがそうそうあるわけではない。
 殆どの仕事は、地味で、ひたすら根気強くコツコツと間違いのないようにやっていくものである。そして今の私にとって大切なことは、当たり前のことをいかに当たり前に丁寧に積み重ねていくか、だと思っている。

 当然のことながら、波乱万丈な毎日ではないけれど、それでも日々、一期一会である。
 以前に比べれば断然小さな守備範囲であるから、相手の顔と名前をしっかり一致させて、丁寧に対応することが出来る。日々接する学生や教員は私にとって決して“one of them”ではなくて、“only one”だと思っている。
 おかげさまで、彼らも私のことを“事務の人”ではなく、名前で呼んでくれる。

 もちろん、これは仕事だけのことではないだろうと思う。
 家事も育児も、そのほか生きて行く上でのいろいろなことは、当たり前のことを当たり前にこなすことが出来れば、きっとうまく回っていくのではないか。
 それが出来なくなるのは、自分に気持ちにゆとりのない時なのか、体調が悪い時なのか。

 仕事も家庭も、当たり前のことを当たり前に出来る幸せに感謝することを忘れずに、一日一日を過ごしていければ、と思う。

 さて、夫と息子が2月に“冬そばキャンペーン”に出かけた事は、以前このブログで書いた。その時に申し込んだキャンペーンの抽選で、なんとペアのバス旅行券が当たった。
 早速3人で顔を突き合わせ、1人分は追加ということで、申込みをした。突然棚ボタのバス旅行。遊ぶ手配となるといきなり早い我が家である。

 今日は一日雨が降ったり止んだりのお天気。せっかくの天体ショーも見ることは叶わなかった。
 帰宅すると、今月のお花が届いていた。
 ピンクの芍薬5本と紫のネギ坊主のようなギガンジューム2本、白の孔雀草3本。それぞれ花言葉は「はにかみ」、「不屈の心」、「可憐」だそうだ。
 年に一度の「芍薬」の季節。去年も立派な大輪の花を咲かせてくれたのを思い出す。びっくりするほどたっぷり水を吸うので、綺麗に咲かせてあげたいと思う。
コメント
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