ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.6.17 祝!生誕半世紀のクラス会通知から

2012-06-17 22:31:33 | 日記
 高校時代の同期のメーリング・リスト(ML)で、3年の時のクラス会開催の連絡があった。
 幹事氏曰く、卒業1年後に開催して以来、2回目らしい(つまり、30年以上ぶりだ。)。もちろん学年全体の同期会とか、各々の部活のOB会等では顔を合わせていたのだが、こと卒業時のクラス会というとそんなものなのかな、と思う。
 皆が生まれて半世紀経ったこの機会に、開催ということのようだ。

 高校時代のアルバムが手元にないので、クラスメイトの顔を全て想い出すことが出来ない。
 このメールで、一昨年1人の男性が亡くなっていたことを知った。申し訳ないことに、フルネームも顔もクリアに思い出すことが出来ない。また、一昨年に脳梗塞で倒れ、現在休職して懸命にリハビリ中の男性もいるそうだ。彼のことは当時の顔がまだ思い浮かぶ。今回、こうしてクラス会開催のために連絡をとって判ったことだという。
 私は未経験なのだが、Facebookで高校同期のグループを作って、写真を共有したり、便利にお喋りが出来るようになって盛り上がった結果のようだ。

 当時のクラス仲間で現在MLに参加しているのが26名、自宅もしくは実家に郵送しても返事なしの人が12人、連絡先不明が4人ということだが、真夏の土曜日の夜、さて、どのくらい集まるのだろう。

 30年ぶりのクラス会ということでちょっと覗いてみたい気持ちは山々なのだが、ちょうどアンスラサイクリン系の開始直前、最後の悪あがきで計画している、両親を連れての旅行とバッティングしてしまった。
 「相変わらず治療中の身ですが、8月からまたきつい薬を始めることになりそうです。その前に鋭気を養うため(往生際悪く)、7月末、実家の両親も連れて旅行に出る予定です。そんなわけで、残念ですが、今回は欠席です。皆さんによろしくお伝えください。盛会をお祈りしています。○○君、リハビリ大変だと思いますが、どうか頑張ってほしいです。」
 とメールをしたところ、すぐに、幹事氏から返事が来た。「皆、それぞれの問題を抱えていますよね。」と。
 彼自身も2男2女の父であり、子育てでもいろいろ大変なようだ。これからは定期的に開催したいと思うので、次回は是非ご参加ください、とのことだった。

 そう、次回こそ元気に参加できると良いのだけれど。

 今日も梅雨の晴れ間の一日となった。あまりに強い陽射しと湿度の高さに、眩暈がしそうなほどだった。
 夫は、朝から義母が施設を転所するための手続きに出向いた。家に残った私はキッチン回りの断捨離と、遅ればせながらの衣替え、洗濯等に勤しんだ。息子は「父の日」サービスということで、夫のクリーニングのお使いに行ってくれた。
 午後はリンパプラスヨガに出かけてたっぷり汗をかいて、買い物をしながら帰宅した。息子もスポーツクラブでひと泳ぎしてきた。
 夕飯に間に合うように帰宅した夫と、ごくごく普通の夕食を囲んだ。思えば、土、日の両日とも夕飯の支度をしたのは久しぶりかもしれない。こうした普通の一日を送ることこそ、本当の幸せなのかもしれない、と思う。

 昨年、私の誕生日にあけぼの会Tさんが旅立たれた。早くもあれから1年が経った。Tさんに恥ずかしくない1年が過ごせただろうか、と自問する。

 おかげさまで無事51歳(!)の誕生日を迎えることが出来ました。暖かいお祝いメールをくださった方、本当にどうもありがとうございます。新しい一年も、治療に仕事に家事にプライベートに、自分なりに精一杯やっていきたいと思います。
 これからも細く長くしぶとく、をモットーに綴っていきます。末永くよろしくお願いたします。
コメント (7)
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