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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.6.9「第7回 素敵にアロマテラピー」参加

2012-06-09 20:20:05 | Ruban Rose
 関東地方もとうとう梅雨入り。
 雨降りの休日は家でじっとしていたいお天気猫なのだが、今日は、4月に初めて参加してすっかりファンになってしまった「素敵にアロマテラピー」に、いそいそと出かけてきた。

 今回で第7回を迎えるこの講習会。会場も前回と同じなので、迷わず時間通りに到着出来た。前回と若干レイアウトが変わっていたが、4人がけテーブルが6つで、参加者は22名、スタッフの方が5名だった。決められた席に着くと、ハーブティが振舞われた。「女王様のハーブティ」の夏バージョンで、ステビアの代わりにルイボスが入ったアイスティだという。爽やかで美味しかった。

 今回も4名のニューフェイスが参加しておられるとのことで、代表の飯田さんがご挨拶の後、綺麗なカラー刷りの資料に基づいて、アロマテラピーや精油の基礎知識をお話された。その後「更年期に負けない ふき取りコットン液」と「アロマ石けん」作りに挑戦した。前回ご一緒だった方と同じテーブルだったので、少しリラックスして、十分楽しむことが出来た。一つ残念だったのは、同じテーブルで参加される予定だった方が、体調不良でお見えにならなかったこと。日々頑張り過ぎておられるのでは、と心配だ。

 今日は沢山の種類の精油を使うということで、テーブルの上は精油の小瓶、メスシリンダーや小さいビーカー等の小道具でとても賑やか。
 私たち乳がん患者は、ホルモン治療でいきなり閉経状態にされてしまうから、初発時の年齢にもよるが、更年期が早まる人が多い。夏場に限らず、ホットフラッシュ等で悩む方も多いということで、今回の企画だという。
 メスシリンダーに無水エタノールを入れ、ジュニパー(森林浴の香りでむくみ・冷えに良い)、ローズマリー・シネオール(鼻づまり・肩こり等軽減、不安や落ち込み等精神的アプローチ)、ラベンダー・アングスティフォリア(心を平常心に戻す・誘眠作用)の精油を合計6滴。焦らずゆったり構えてポトリと1滴落とすのがなかなか難しい。さらに精製水を規定量加えて、振り混ぜれば出来上がり。コットンに浸みこませて汗ばんだ部分をケアすると、とても気持ちが良いそうだ。本当に良い香りで、冷蔵庫でひんやり冷やしてスプレーすれば、すっきりシャッキリしそうだ。
 ここで、サプライズ・プレゼントの1つ目、コットン入りのコットンケースが配られた。前回同様、本当にスタッフの方々のアイディア満載、心尽くしのラッピングが施されたものだ。後で伺ったら、合羽橋を歩き回って買い求められたという。

 続いて、この時期だけ楽しめるフレッシュハーブティを頂く。レモングラス、レモンバーム、レモンバーベナの優しい香りと綺麗な淡緑色を愉しみ、うっとり。テーブルにはフレッシュハーブティの3種類の葉に加え、マロウ、タイム、ジャーマンカモミールの葉や花の摘み立てのものと、乾燥させたものが、各々並べられた。
 その後振る舞われたマロウのアイスティにレモンを垂らすとびっくり。このお茶は青から青紫、グレーへと変化するというが、酸を入れるとピンク色に変わるので、サプライズティと言われているそうだ。各テーブルから「わあ、綺麗!」の歓声がこぼれた。また、ルバーブのジャムを載せたカナッペを試食したが、ルバーブにあんなに大きな葉が付いているとは知らなかった。漫画ではないが、動物が傘にしている絵が思い浮かんでしまった。茎が煮崩れるためジャム作りに最適だという。

 そして、手作りアロマ石けん作り。ナチュラルソープEという、天然の植物油をベースにした石鹸素地(ビニール袋入り)に精製水を加えて、袋の外からひたすら“こねる”のがポイント。その後、お団子のようにまとまったら好みの精油を規定量加えて良く練り込む。そのタイミングでピンクかグリーンのクレイを入れて色づけ。クレイには汚れを吸着させる作用があるので、石けんにはぴったりだという。こねる作業もまた楽しく、殆ど粘土遊びに夢中になる子どもの如く、無口になってこね続けたが、なかなか均一に色が混ざらずマーブル模様に。が、これも手作りの味かな、と満足。スィートオレンジの甘い香りをベースに、消毒殺菌作用のティートゥリー、自律神経調整作用のプチグレン、眼の下のクマを改善してくれるというマジョラム等の精油の香りが会場を包み、すっかり気持ちが豊かに緩みきった感じ。

 こうして今日も盛り沢山の2時間が終わり、隣のお部屋での懇親会へ。今日は前回買い損なったハーブティに虫除けスプレーキット等もお土産に買うことが出来た。
 懇親会に参加されたのは、初参加の方、常連の方、スタッフの皆様合わせて20名ほど。遠く名古屋や静岡から参加されている方々と、和気藹々とお喋りをしながら、暖かいハーブティとマクロビオティックの和食のお弁当を頂いた。前回は治療後でナウゼリンを飲んでから頂いたことを思い出したが、今回は休薬週ということで、ペロリと完食。食後、簡単な自己紹介をしてお開きになった。
 そしてまたも、サプライズがあった。18年前にパリでお世話になった先輩の妹さんが参加されていたのだ。出口へ失礼しようとしたところ、私のフルネームを聞き、話しかけてくださった。先輩とはそれ以来、年賀状等のやりとりだけで、実際にはお目にかかれていないが、妹さんはお姉様と良く似ておられて、とても懐かしく思った。
 本当にどこでどなたと繫がっているかわからない。だから人生は素晴らしい!のかもしれない。

 今回もとても素敵なサプライズ!の一日を過ごすことが出来た。
 お世話になったRuban Roseの皆様、今日もどうもありがとうございました。
コメント (8)
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