ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.8.17 今日から夏休み!ポルトガルへ最後(?)の家族旅行へGo!

2018-08-18 03:30:18 | 

 今日から夏休み。来春には息子が大阪勤務となる筈。今後はなかなか長い旅行を共にするのは難しいだろうということで、最後の(実際はそうでもないかもしれないけれど)家族揃っての海外旅行!のつもりで、ちょっと奮発して、以前から一度行ってみたいと思っていたポルトガル&北スペイン8日間の旅に申し込んだ。

 日本人の口に合うと好評のポルトガル料理を中心に、本場でしか味わえない郷土色豊かな料理を心ゆくまでご堪能あれ、という触れ込みだ。食事は美味しい、治安も良く、人々は親切で、と三拍子揃った国、ヨーロッパ最西端の郷愁豊かなる美しい国へ、いざゆかん、である。
 両親は大昔ちゃっかりポルトガルにも出かけていて、我が家にはその時のお土産、幸運のシンボル「ガロ」(バルセロスの雄鶏伝説にちなむポルトガルのマスコット的存在)が鎮座している。正直、自分の体調を考えれば前回の北欧旅行でヨーロッパ行きは最後だと思っていたので、また新しい国を訪れることが叶って素直に嬉しい。
 水曜日までゼローダ休薬期間だったが、だるさが酷く、主治医に相談して旅行中も引き続き内服をやめることにした。

 昨夜は、夕食後からパッキングを始めたら結構遅い時間になって、入浴、ゴミ捨て、洗濯等家事を片付けていたら日付が変わってしまった。なかなか寝付けないまま、今朝は5時前に起きて最寄り駅から6時発のリムジンバスで羽田空港まで。そんなわけで睡眠時間は3時間そこそこというトホホな状態である。集合時間より小一時間早く到着出来る予定だったが、渋滞で30分前のほどよい時間に到着した。受付を済ませ、eチケットを受け取ってチェックイン。身軽になったらすぐに手荷物検査を終えて無事出国。両替を済ませラウンジへと向かった。搭乗まで1時間半ほど。朝食はバス内でパンをかじっただけだったので、健啖家な息子は朝からラーメンやらカレーやら日本酒まで頂いて大層ご立派な食欲である。

 今日はフランクフルト経由でリスボンからポルトガル入国。
 所要時間は最初のフライトが11時間半ほど。フルフラットシートで新作映画も見放題、食事も美味しくデザートも充実、快適な12時間なので、それほど疲弊しないとはいえ、長時間フライトに変わりはない。
 日本未公開の外国映画1本、日本映画1本を観、持ってきた文庫1冊(南杏子さんの「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」(幻冬舎文庫)を読み終わり、何度か横になったけれど残念ながら眠ることは出来なかった。息子が今回の旅は就職内定祝いでとCAさんにお話したところ、着陸直前に「ご就職おめでとうございます」とチョコレート文字で飾られたデザートとフルーツの盛り合わせのサプライズがあった。いよいよ無事卒業しなくては、である。有難く一緒にツーショットの写真を収めてきた。

 今回のツアーは11名。お二人連れが4組と我が家である。初めてのご対面がフランクフルトで飛行機を降りた後だ。皆で入国手続き後、手荷物検査へ。審査はかなり厳しく、ボディチェックもびっくりするほど丁寧で、息子に至ってはハイカットのバッシュを履いていたせいか靴まで脱がされ、ベルトも外され、横で見ていてちょっと不安になった。よほど人相に問題があったのかどうか。
 乗り継ぎ便の搭乗口を皆で確認した後、乗り継ぎ便集合まで2時間のフリータイム。ドイツ初上陸の息子のリクエストでビールとソーセージの軽食である。時差は7時間。機内でも2回の食事に、プラスアルファでラーメンだ、お好み焼きだ、とあれこれ食べ続け、すでに真夜中だというのになんと胃腸がたくましいことよ。付き合う夫も素晴らしいが、私はもうかなりヘロヘロ、無口になりつつある。

 ついていないことに、インナーヨーロッパ便が1時間の遅延。今は搭乗アナウンスを待ちながら原稿を書いているが、日本時間ではもう3時半を回ったところ。ポルトガル到着でさらに時差が1時間プラスされるので、ホテルに到着出来る頃には家を出てから丸一日以上が経過することになる。もう完全徹夜状態だ。やはりユーラシア大陸西の果てのポルトガル、遠い国である。
 空港から5キロというリスボンのホテルに到着するのはもう真夜中(日本時間では18日朝)。なんとかこの疲れと8時間の時差を早急に解消して旅を楽しみたい。明日に備えてバタンキューである。
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