ようやくの金曜日。月曜日お休みを頂き、水曜日は通院日だったから今週は実質3日しか働いていないのになんとも不調である。
再発以来ほぼ常時胸部の鈍痛・圧痛はあるのだけれど、すっかりその痛みには慣れ、朝ロキソニンを飲むことで概ねやり過ごしてこられた。まあ気圧の変動時などには昼も夜飲む日もあったのだけれど。
それが、ここ数日ロキソニンがあまり効かない。ずーっと痛い。さらに息苦しさが加わり不機嫌でなかなか笑顔になれない。
一昨日、意識混濁の記者会見から2時間経たずしての沖縄県翁長知事の訃報があった。思わず、「えっ、もう? 意識混濁の記者会見ではなかったの?」と声が出た。記事によれば亡くなる2日前に「苦しい」と奥様に寄りかかられたという。写真を拝見するに、先月末にはすっかり面差しも変わり、いわゆる悪液質の状況だったのだろうな、と思う。
息苦しいというのがどれほど辛いのか、自分にも次に起こるのだろうかと想像するに辛い。最後まで辞職せずにご自身で・・・と強い意思をもっておられた。ご冥福をお祈りしたい。
そんなこともあり、ブルーである。来週末から夏休みだというのに、このままずっと痛みが続いて肺が潰れるような息苦しさも加わったら旅行を愉しむどころではない。
昨日は定時に仕事を終えて、予約していた美容院までシャンプーカットに行ったが、楽しみにしていたヘッドスパも諦めて、体調がイマイチなので一刻も早く帰りたいと担当のGさんに伝え、殆ど待ち時間なくぱっぱと終わらせてもらった。
その後は夫と待ち合わせて外食でいいやと思っていたけれど、とにかく家に帰って休みたかったので帰宅し、冷凍食品をチンしてもらって済ませた。痛みをやり過ごすために洗濯をして気を紛らわせる。そして食後にコデイン内服。
1時間ほど横になっていると薬が効いてきたのか少し楽になった。久しぶりに痛みが和らぎ、深呼吸が出来て息苦しさが解消されてきた。ほっとした。夫から早く寝たら、と言われたのだけれど、余り早くベッドに入っても眠れなくて却って焦りそうなので、眠くなるまでソファで、録り溜めたビデオをダラダラと見て入浴、就寝した。
夜中に痛みで目覚めることもなく、明け方までよく眠り、その後もしつこく寝直した。目覚ましが鳴って起きたら、「あれ、もしかして痛くないかも」と思った。嬉しくて夫に「痛くない!」と言ったのだけれど、暫くしたらやはり鈍痛、圧痛が始まった。それでもいつものレベル。これならなんとかやり過ごせそうという感じでいつものようにロキソニンを飲んで出勤した。
また厳しい暑さがぶり返し、職場事務室への道すがら、どなたかに声をかけられて歩きながら会話をするというのがとても大儀だ。すぐに息切れしてしまう。なのでなるべくそっと「話しかけないで」のオーラを出しつつ一人で職場まで歩く。朝から不機嫌な顔をしてもいられないので、切り替える。
明日も明後日もあれこれ予定が入っている。なんとか復調しなくては。ゼローダも今日で内服開始から2日目、今のところ問題なし。1回目の5日間だけは飲みたいなと思うのだけれど・・・。