ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.9.4 着信にドキドキ

2019-09-04 21:38:55 | 日記

 昨日のこと。お手洗いから戻ったら、隣の職員から「携帯がずっと鳴っているようですが、大丈夫ですか?」と。見ると、母の携帯から着信中。
 驚いて出たが、ザーザーと雑音が入ってくるだけ。ああ、まただ、と思う。

 何かの加減で携帯の発信ボタンを誤って押してしまうことが多々あるのだ。仕事中、基本電話はしてこないという約束になっているので、とりあえずその場で切って休み時間にかけ直そうとしたところ、夫からLINE連絡が入った。
 「お義母さんから電話があったけど、こっちからかけても出ない。何かあった?大丈夫?」と。これまた雑音が聞こえただけのようだったが、2回連続してかけたとは。すわ、要出動か?と慌てる。

 昼休みに電話をかけ直すと、「おかけになった電話は、電波が届かないところにあるか、電源が入っておりません・・・」のフレーズが繰り返される。では、と実家の家電に電話をすると、「どうしたの?」という感じである。
 夫にまで電話が入ったことを知らせ、携帯の電源が切れているようなので、確認して入れておくように言い、帰宅後、再度ダメ押しをした。

 本人は誤作動に思い当たる節があった気配。荷物を持ってバッグに入れていたそうで、そこで当たったのではないか、今度から気を付けます、とのこと。
 父が亡くなってすぐ、使っていなかった子供用のらくらく携帯を持ってもらった。それ以来、もうかれこれ3年以上持っているのだけれど、なかなか使いこなせていない。一時は携帯とは名ばかりで、持って出かけることすらなかったので、連絡の取りようがなかった。

 それに比べれば、持ち歩くようになってくれたのは大きな進歩だ。けれど、知らないうちに発信とかリダイヤルのボタンが押されてかけてしまう、こちらからかけてもなかなか出ないで、こちらが痺れを切らして会話ができない、ということがいまだに多々ある。

 職場で携帯が鳴るのは本当に心臓に悪い。
 息子が保育園や学校に行っていた時代は常にヒヤヒヤだった。熱が出たのでお迎えを、とか、学校や学童で怪我をしたとか、鍵をなくしたとかなんとか。とにかく嬉しい連絡はないからだ。
 それがようやく落ち着いたと思ったら、ここ数年は高齢の両親に関わる電話になってきた。

 父が3年前に他界してからは、私の携帯が鳴るのは専ら母のことだけになった。母は86歳の高齢で持病も抱えている。いつどうなるかわからないから、なかなか落ち着いていられない。
 先日はデイサービスの看護師さんから、珈琲をこぼしてやけどをした、という連絡があった。幸いすぐに冷やして頂き、大事には至らなかったのだけれど・・・。
 子どもが一段落したと思ったら、今度は親。結局、気が休まる時はないのだなあとしみじみ思う。

 さて、少し自分の体調のこと。
 ここ数日、やはりお腹が緩い。朝は腹痛で目覚め、食事前からお手洗いへ。朝食を摂ればまた、出勤までバタバタしてお手洗いを往復し、下痢が続く。特に暴飲暴食もしていないのに困りものだ。

 一方ロキソニン減量計画はなんとなくうまくいっている。昼食後をスキップして大丈夫そうなときは夕食後も。夜はバタンキューで寝られるようにギリギリまで起きているので、痛みで眠れないことも今のところ、ない。

 とはいえ、手足のしびれや痛み、感覚障害は相変わらず。ロキソニンを飲んでも飲まなくても、痛みが退くわけではないことがよく分かった。
 こちらについてはやはり漢方2種とビタミン剤を根気よく続け、時薬を待つしかないのだろう。なんとかこの末梢神経障害が落ち着いて普通の感覚を取り戻せるまで、抗がん剤をお休みにしたいと切に願うのだけれど・・・造影CTの結果はいかに、である。

コメント
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