ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.11.2 三連休初日、あれこれクリア

2019-11-02 21:59:11 | 日記

 文化の日のおかげで三連休。初日の今日は土曜日の贅沢、“ベッドで朝の連続テレビ小説”の予定が、気づけば目覚ましが鳴らず、ちょうどドラマが終わった時間に目覚めるお惚け具合で始まった。
 チコちゃんを横目にトホホと起き出して朝食の支度をしながら、洗濯機を廻す。

 午前中ヨガビギナーのクラスに参加するため、ヨガスタジオへ向かう。駅前では、開店前のオータム・マルシェと称した有名ベーカリーのテントに並ぶ人たちの列に圧倒される。

 クラスではしっかり深い呼吸をしながら身体をじっくり伸ばしてスッキリ。シャワーでさっぱりして夫と合流。
 2人揃ってショッピングモール内のクリニックで例年通りインフルエンザの予防接種を受けた。予約時間5分前に入ったところ、私たち2人だけ。すぐに問診票が渡され、記入を終えて体温を測ると、殆ど待ち時間なしですぐに呼ばれて私、夫の順番に打って頂き、会計までものの10分で終了というラッキー加減だった。今日も昨年までと同じ女医先生で、健側が腫れるとよろしくないので、とあえて術側に接種した。血管に刺すわけでもないし、縛ることがないから問題ないとのこと。

 外はいいお天気で暖かい。駅前のイタリアンレストランでランチ。三連休の初日で満席だったが、10分ほど待って入店出来た。あれこれ調子に乗って前菜からデザートまでちょっと食べ過ぎる。
 一旦帰宅した後は洗濯物を取り込み、もう一度ウエア等を洗ってから、バスで実家に向かった。

 実家近くのショッピングモールで夫の好きなロールケーキを買い、暗くならないうちに到着する。
 先週のオレオレ詐欺まがいの電話事件の翌日、地元警察の方から撃退のための録音装置を付けてもらったのを確認する。改めて母から当日の電話の様子を詳しく聴くと、何かおかしいなと思いつつ切らずに応対していたそうな。ああ。やはりこの年代の人たちというのは、一方的に電話をガシャンと切るのは失礼だという思い込みが強いのか。本当に危機一髪だった。

 まだ心配なのでさらに電話会社に連絡し、非通知電話の拒否設定を申し込む。今回の腎がんの術後、身体の方は前回の直腸がんの術後より大分回復が早く元気になっているが、退院後、10日余りのショートステイも挟み、1か月の間家を留守にしたことで、刺激がなかったのか帰宅後1週間の今日もいまだペースが掴めていない様子。どうもピントがずれているというか抜けているというか・・・。

 母自身もなんだか思うようにあれこれ出来ないのは感じているようだった。厳しめに発破をかけてしっかりするように檄を飛ばすスパルタの娘であるが、一人暮らしを続けたいというのだから、何かあってからでは遅い。甘いことは言っていられない。

 夜は和食レストランに出かけ、退院祝いの夕食。夫は大好きなすき焼きにお肉を追加し、ワインも飲んでご機嫌である。母はお寿司が食べたいと言い、私は今の季節しか頂けないからと松茸と栗の釜飯御膳を頂いた。すっかりお腹が満ちたところで再びタクシーで実家に戻る。
 やはり築50年木造の古い実家は寒い。ストーブ等を納戸から取り出してセットし、タクシーで先ほど帰宅した。 車だと電車とバスを乗り継いで帰宅する半分以下の時間で到着。極楽である。

 こうして霜月初の三連休初日は、ヨガに予防接種に実家詣でとトリプルヘッダーをこなす充実した日になった。治療週の週末だが、おかげさまで酷い下痢にも見舞われず、痛みもロキソニンで抑えられている。有難いことである。
 明日は晴れの特異日である文化の日だが、お天気が崩れるという。のんびり家事をこなして過ごす予定である。


コメント
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