ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.11.13 職場婦人科検診結果受領雑感

2019-11-13 20:33:35 | 日記

 先月受診した職場婦人科検診の結果が届いた。今回も当日に伺っていた結果以上でも以下でもなく、術後所見以外は異常なし。ほっとした。

 子宮がん検診:頚部細胞診、内診、経膣超音波
  総合所見 今回の婦人健康診断では異常所見を認めません。なお、今後気になる症状があるような場合は婦人科を受診することをおすすめします。

  診察所見 異常所見なし
  細胞診  子宮頸部 NILM(異常なし)
  超音波断層撮影 異常所見なし 
     
 乳がん検診:視触診、超音波
  総合所見 (左)術後所見・管理継続
       
  診察所見 (右)異常所見なし
       (左)術後所見
  超音波断層撮影(右)異常所見なし
         (左)術後所見

 これまで同様“集団検診レベルでは”ということを差し引いても、健側に明らかな異常所見がないということで胸をなでおろした。過信してはいけないものの、夏の健康診断の結果も含め、緊急に対応しなければならない健康上の問題はなし。だから、これまでどおり多発転移乳がん治療に専念すればよい、というお墨付きを頂けたことになる。

 もちろん実際の体調はそんな甘いものではない。お腹の調子が良いことはないし、胸部の痛みからは解放されることもなく、ロキソニンだけでは収まらずコデインを飲む日もある。ハラヴェンを止めてパージェタ、ハーセプチンの2剤併用にして5か月ほど経過したが、いつまで2剤のみの治療を続けられるかはわからない。今なおハラヴェンの末梢神経障害が軽快しない中、ハラヴェンを再開するとか、タキソールを使うとかいう事態になれば、当然この痺れや痛みが今より悪化することは間違いない。

 つまるところステージⅣ歴がもうすぐ12年の患者であることは変わりない。治療の副作用を抱えており、かつらを装着しているとはいえ、外見からはとても病人に見えないくらい(優先席に座らせて頂こうものなら、高齢者に聞こえよがしに舌打ちされたり嫌味を言われたりする。その時にヘルプマークをいきなり見せるわけにもいかず・・・。)普通に動いているし、好きなことは体調と相談しながらではあるが、諦めずにチャレンジさせて頂いている。そのことに感謝してもしきれない日々である。
 
 月曜日の夜は、帰宅後もお腹が気持ち悪く夕食が満足に摂れなかった。早めに休み、昨朝、食欲は戻って普通に食事をした。けれど、いつもの胸骨痛、圧痛、鈍痛だけでなく、右肋骨下から脇腹を通って肩甲骨下、背中までの痛みが強く、出勤前にコデインを飲んだ。深呼吸をしながら職場まで歩いたが、途中、ショルダーバッグをかけ直したところ、息が出来ないほどの激痛があり、脂汗をかいた。苦虫を噛み潰したような顔で自席に着き、呼吸を整えた。

 薬を飲んでから小一時間でなんとか痛みは落ち着いたけれど、夫が一泊の不在だったこともあり、ちょっと弱気になった。まあ、単なる肋間神経痛なら良いのだけれど。次回の通院で訴えてみよう。
コメント
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