火曜日。今日も夏日に近いくらい気温が上がる模様。
いつも通りアラームが鳴ったのにいつの間にか消してまたウトウトとしてしまった。20分ほどの眠りだったが、慌ててリビングに行ったら夫はもう朝食を済ませていた。夫が何時に起きたのかも知らない。嗚呼。
朝食を摂り、夫を送り出してからメールチェック等のため、PCに向かう。
今日は2月末に申し込みをしていた終活セミナーの日だ。某ホテルの宴会場で行われるもの。
“エンディングノートの書き方~元気なうちに始める終活~”というテーマだ。もう何年も前になるが、別の会社のエンディングノートだけ取り寄せたことがあった。けれど、一人で書き出すのはなかなかハードルが高かった。
今日のセミナーは“ことはじめに「エンディングノート」を使いながら、講師がポイントを分かり易くご説明します。今日から始められる終活で早めの準備をサポートします”という触れ込み。
自分が入る墓地も早々に準備し、気づけば10年以上経つけれど、今だ中に入らずに済んでいることから、備えあれば憂いなし、というよりも、備えていれば使う必要がなく元気に暮らせるというゲン担ぎもあって、申し込んだ次第。
まあ、元気に動けるうちに用意しておけることは用意しておかないと、家族に迷惑がかかるのは必至である。片付けもそうだし、せっかくこうして自由な時間が出来たのだから、と思う。
予定通りの電車に乗って、会場へ。黒いスーツのスタッフが会場の前に沢山スタンバっている。先ずは受付で手指の消毒をし、名前を言って、会費をお支払いし、検温を済ませ、会場へ入る。
20名定員ということだったけれど、大きな会場に2人がけのテーブルが4×4の16。32名が入れるセッティングをしてあったけれど、半分にも満たない13名の出席者。
うち女性は10名で、ぱっと見、60代から80代。70代以上が大半。それと、私と同じ60代初めと思しき人が一人。
着席すると、エンディングノートとメモ用紙、付箋やオリジナルのシャーペン等が置かれ、珈琲のサービスがあった。コロナ禍ということで、皆さんマスクをし、あまり大っぴらに飲食をする人はいない様子だった。
定刻通りメモリアル会社(今は葬儀社とはあまり言わないのだろう。)の現場20年という講師が紹介され、セミナーが始まった。
エンディングノート自体は15年から20年ほど前くらいには存在していたというが、10年ほど前、今はすっかり有名になった是枝監督によるそのものズバリ「エンディングノート」という題名のドキュメンタリー映画が公開され、世間に周知されるようになったとのこと。
提供されたノートは32頁もので昨年出来たばかりのこちらの会社オリジナルだそう。
まずは鉛筆で書き始めることを進められた。自分一人で書いてから、その後で家族と相談して修正する人、最初に家族と相談して書き始める人、と2パターンがあるという。気持ちが変わったら赤ペンで更新する、前の考えに戻ることもあるので、変更日を書いておくと良い等のアドバイスがある。
そして、ノートを書いたら家族に見せて話すことが必要だけれど、同意は必ずしも必須ではない。保管場所を共有することが必要で(ただし個人情報満載なので置き場所には注意が必要だが)、せっかく書いてもいざという時にどこにあるのかわからなくては意味がないわけだ。
ふむふむ、なるほど、と頷きながらメモを取る。ノートに沿って、自分の基本情報、健康状態、医療・介護、財産、葬儀、お墓、相続、連絡先一覧等それぞれの項目が丁寧に説明された。
セミナーは2時間の予定だったけれど、ノンストップでたっぷり100分ほど。講師は水も飲まずにマスクをしながらの説明で、さぞや疲れたのではないかとちょっと気の毒になった。
そして、うん、これなら書き始めるハードルが大分下がったし、ゆっくり書き始めてみようと思った。
その後、質問タイムが設けられたが、挙手して質問する人はいなかった。けれど、個別にスタッフを呼び止める人はちらほらいた。私も、エンバーミングのサービスがあるかどうか確認した(父の葬儀の時にお願いした葬儀社の会員にはなっているが、ここはそのサービスがないのがちょっと気になっている。)。
そして、夫と母の分のエンディングノートも分けて頂いた。今度実家に行ったら、母に渡し、一緒に埋めていけたらいいな、と思う。
参加してよかった、と充足感を感じつつ、メモリアル会社の可愛いオリジナルグッズ等や、手を付けなかったホテルの洋菓子もお土産に頂き、満足して会場を後にした。
外に出ると、汗ばむほどの陽気。ちょうどお昼時間ということで、ちょっとウロウロしてから今年初めての冷たい麺とダージリンティーのセットをさっぱりと頂く。
再び電車で最寄り駅まで戻り、午後からはT先生のやさしいフローヨガのクラスに参加した。T先生はおそらくこのスタジオでは一番年配のインストラクター。入会する時にフロントのGさんから「T先生はいいですよ。」と伺っていたので、別の曜日に何回か出たことがあった。とても気さくで教え方がお上手だ。
今までは昼間のクラスには出られなかったけれど、今日もとても良かったので、これからは火曜日この時間をフィックスにしようと思う。
これまで、治療前日は前泊もあるし、仕事を終えて夜のクラスにはなかなか出られなかったので、治療日前日から翌週の金曜日までの10日間は、スタジオに入ることが出来なかった。
けれど、これからはそれが1日減りそうなのが嬉しい。
たっぷり汗をかいて水分もたっぷり摂れて、シャワーを浴びて帰宅した。
これから支度をして病院最寄り駅前のホテルに前泊する。本当は夕食を作って夫と一緒に摂ってから行けばよいのだけれど、遅い時間になるので夫が先に行ってよいと言う。その言葉に甘えて、夕飯作りもせず、てんでんこの夕食になる。明日からはまた、ろくに夕食が摂れなくなるのも分かっているのだけれど。
いつも通りアラームが鳴ったのにいつの間にか消してまたウトウトとしてしまった。20分ほどの眠りだったが、慌ててリビングに行ったら夫はもう朝食を済ませていた。夫が何時に起きたのかも知らない。嗚呼。
朝食を摂り、夫を送り出してからメールチェック等のため、PCに向かう。
今日は2月末に申し込みをしていた終活セミナーの日だ。某ホテルの宴会場で行われるもの。
“エンディングノートの書き方~元気なうちに始める終活~”というテーマだ。もう何年も前になるが、別の会社のエンディングノートだけ取り寄せたことがあった。けれど、一人で書き出すのはなかなかハードルが高かった。
今日のセミナーは“ことはじめに「エンディングノート」を使いながら、講師がポイントを分かり易くご説明します。今日から始められる終活で早めの準備をサポートします”という触れ込み。
自分が入る墓地も早々に準備し、気づけば10年以上経つけれど、今だ中に入らずに済んでいることから、備えあれば憂いなし、というよりも、備えていれば使う必要がなく元気に暮らせるというゲン担ぎもあって、申し込んだ次第。
まあ、元気に動けるうちに用意しておけることは用意しておかないと、家族に迷惑がかかるのは必至である。片付けもそうだし、せっかくこうして自由な時間が出来たのだから、と思う。
予定通りの電車に乗って、会場へ。黒いスーツのスタッフが会場の前に沢山スタンバっている。先ずは受付で手指の消毒をし、名前を言って、会費をお支払いし、検温を済ませ、会場へ入る。
20名定員ということだったけれど、大きな会場に2人がけのテーブルが4×4の16。32名が入れるセッティングをしてあったけれど、半分にも満たない13名の出席者。
うち女性は10名で、ぱっと見、60代から80代。70代以上が大半。それと、私と同じ60代初めと思しき人が一人。
着席すると、エンディングノートとメモ用紙、付箋やオリジナルのシャーペン等が置かれ、珈琲のサービスがあった。コロナ禍ということで、皆さんマスクをし、あまり大っぴらに飲食をする人はいない様子だった。
定刻通りメモリアル会社(今は葬儀社とはあまり言わないのだろう。)の現場20年という講師が紹介され、セミナーが始まった。
エンディングノート自体は15年から20年ほど前くらいには存在していたというが、10年ほど前、今はすっかり有名になった是枝監督によるそのものズバリ「エンディングノート」という題名のドキュメンタリー映画が公開され、世間に周知されるようになったとのこと。
提供されたノートは32頁もので昨年出来たばかりのこちらの会社オリジナルだそう。
まずは鉛筆で書き始めることを進められた。自分一人で書いてから、その後で家族と相談して修正する人、最初に家族と相談して書き始める人、と2パターンがあるという。気持ちが変わったら赤ペンで更新する、前の考えに戻ることもあるので、変更日を書いておくと良い等のアドバイスがある。
そして、ノートを書いたら家族に見せて話すことが必要だけれど、同意は必ずしも必須ではない。保管場所を共有することが必要で(ただし個人情報満載なので置き場所には注意が必要だが)、せっかく書いてもいざという時にどこにあるのかわからなくては意味がないわけだ。
ふむふむ、なるほど、と頷きながらメモを取る。ノートに沿って、自分の基本情報、健康状態、医療・介護、財産、葬儀、お墓、相続、連絡先一覧等それぞれの項目が丁寧に説明された。
セミナーは2時間の予定だったけれど、ノンストップでたっぷり100分ほど。講師は水も飲まずにマスクをしながらの説明で、さぞや疲れたのではないかとちょっと気の毒になった。
そして、うん、これなら書き始めるハードルが大分下がったし、ゆっくり書き始めてみようと思った。
その後、質問タイムが設けられたが、挙手して質問する人はいなかった。けれど、個別にスタッフを呼び止める人はちらほらいた。私も、エンバーミングのサービスがあるかどうか確認した(父の葬儀の時にお願いした葬儀社の会員にはなっているが、ここはそのサービスがないのがちょっと気になっている。)。
そして、夫と母の分のエンディングノートも分けて頂いた。今度実家に行ったら、母に渡し、一緒に埋めていけたらいいな、と思う。
参加してよかった、と充足感を感じつつ、メモリアル会社の可愛いオリジナルグッズ等や、手を付けなかったホテルの洋菓子もお土産に頂き、満足して会場を後にした。
外に出ると、汗ばむほどの陽気。ちょうどお昼時間ということで、ちょっとウロウロしてから今年初めての冷たい麺とダージリンティーのセットをさっぱりと頂く。
再び電車で最寄り駅まで戻り、午後からはT先生のやさしいフローヨガのクラスに参加した。T先生はおそらくこのスタジオでは一番年配のインストラクター。入会する時にフロントのGさんから「T先生はいいですよ。」と伺っていたので、別の曜日に何回か出たことがあった。とても気さくで教え方がお上手だ。
今までは昼間のクラスには出られなかったけれど、今日もとても良かったので、これからは火曜日この時間をフィックスにしようと思う。
これまで、治療前日は前泊もあるし、仕事を終えて夜のクラスにはなかなか出られなかったので、治療日前日から翌週の金曜日までの10日間は、スタジオに入ることが出来なかった。
けれど、これからはそれが1日減りそうなのが嬉しい。
たっぷり汗をかいて水分もたっぷり摂れて、シャワーを浴びて帰宅した。
これから支度をして病院最寄り駅前のホテルに前泊する。本当は夕食を作って夫と一緒に摂ってから行けばよいのだけれど、遅い時間になるので夫が先に行ってよいと言う。その言葉に甘えて、夕飯作りもせず、てんでんこの夕食になる。明日からはまた、ろくに夕食が摂れなくなるのも分かっているのだけれど。