昨夜も、大浴場はずっと「やや混雑している」の表示が消えなかった。記事をアップした後のふとした隙に「空いている」となり、急いで夫と繰り出した。おかげで無事ゆっくり入浴することが叶った。
電気を消すことが出来たのは、日付が変わってすぐのこと。さすがに疲れており、あっという間に眠りにつけた。
そして今朝。息子はいつものターミナル駅ではなく、そこで制服に着替えてから別の駅に出勤という。朝早いとのことだったが、無事起床したとLINEの連絡があった。私は6日連続で朝風呂へ。今日も空いた中でさっと上がった。
部屋に戻って、夫には昨日に続き浴槽足湯を薦めた。昨日は、夫が浴室から出ようとドアを開けたら、私が運悪くドアの前にいて後頭部をガツンとぶつけるアクシデントがあったが、今日は無事。
BSと地デジで朝ドラを視て、ほぼパッキングを終えてから階下のレストランに向かった。ちょっと洒落ていて人気だというレストランのバイキングは、朝からカレー等が充実している。ゆったりと広い4人席でスムージーやサラダ等ヘルシーな朝食である。周りを見回すと日本人はほぼ私達だけ。レストランの造作とも相俟って、あたかも海外旅行に行っているような錯覚に陥った。それにしても、英独仏以外の言葉があちこちで聞こえるのは凄いことだ。
しっかりエネルギーチャージを終えて、荷物をまとめてチェックアウト。大きな荷物は預けて身軽になって、残り半日の散策スタートである。今日もいいお天気。朝は冷え込んでいるが、日中は22度まで上がるという。
まずはホテルからほど近い因幡薬師へ。ここはがん封じで有名な薬師様である。以前瞑想ヨーガのリアルクラスに、わざわざ大阪から通ってくださっていたNさんから、2度ほどお守りを頂戴したことを思い出す。今日は母と自分の2つのお守りを頂戴し、蝋燭の火を夫と灯してきた。
特に当てはないが、ぶらぶらと北へ上って歩く。夫の好きな錦市場をぶらぶらと冷やかす。かつてに比べて随分お店が変わっている。コロナの影響もあるのだろうけれど、老舗のお店はなかなかやりにくいだろうな、と思う。
昨日、十石船の船頭さんの説明で、「ここが高瀬川になります」と聞いた小さな流れを思い出しながら、高瀬川のほとりを歩き、鴨川の遊歩道をぶらぶらと御池方面まで。水の流れが綺麗で、鴨が水面下で足を動かしている様子までよく見える。昔、川床のレストランにも行ったね、と思い出話をしながら歩く。
何となく歩いていると、本能寺に突き当たる。「能」の字はつくりの「ヒ」二つが「去」の字になっている。建立から5度の火災に見舞われていることから、「ヒ」が続く字を避け「ヒ」が去るようにとこの字を使うようになったと言われているそうだ。本堂正面の日蓮上人の像は本能寺の変以前からあるそうだ。信長公の供養塔等にもお参り。外国人観光客の姿も数多い。
少し歩くと、まさに三歩歩けば、というか犬も歩けば、というか、色々なお寺に当たる。私達も全く知らないお寺にも外国人観光客が入ってくる。天性寺、矢田地蔵等もお参りしながら、新京極をぶらぶら。
今は昔、中学の修学旅行で訪れた時にはお土産屋さんばかりが軒を連ねていたけれど、今はファッションのお店やドラッグストアやスマホショップ等、なんだか普通の通りと変わらないようだ。
和泉式部が初代の住職だったという誠心院にも初お参り。ポスターの、尼さん姿の和泉式部像が何やら新鮮だった。これまたガン封じ等病気平癒で知られる蛸薬師にも立ち寄り、撫で蛸にもしっかり触れてきた。
そろそろお昼。けれど朝食をしっかり頂きすぎて、あまり空腹を感じない。最初は、まだ息子が小学生だった頃、両親とも一緒に入ったかにのお店にでも、と考えたがまだお腹に入りそうになく、そのまま先斗町まで歩く。夫はお肉が食べたいだろうな、と思うがなかなか付き合えそうにない。結局、担々麺のお店に入った。私たちが一番乗りの客だったが、続いて外国人観光客が4人、日本人観光客が2人入ってきてあっという間にお店は一杯になった。昨日に続いて私は白で、夫は黒の担々麺はなかなか美味しかった。ちょうどいい具合にお腹が一杯になる。外は大分気温が高くなっており、コートは不要になる。
再び歩き始めると、昨日は寺田屋で出会った龍馬のギャラリーがあった。こんな所にも縁の地があったとは。時間がなかったので入館することは叶わず、そのままホテル近くの停留所に泊まるバスに乗って、ホテルまで戻った。預けていた荷物を受け取り、地下鉄で京都駅まで。
予約している新幹線まで1時間弱。急いで夫の職場のお土産等を買い求めた。無事ゲットし、まだ30分以上あったので、西陣散策の折、入る時間がなかった和菓子屋さんのエキナカ支店に入って、お抹茶と上生菓子のセットを頂く。チューリップ、山吹、花筏と3種類から迷ったが、花筏をチョイス。夫は大好きな季節のあんみつにニンマリしていた。
息子が夕食が要ると連絡があったので、夫と同じ牛飯弁当を、私は京寿司を買って新幹線に乗り込んだ。
車内のお供は井上荒野さん、恩田陸さん他3人の女性作家の小説と糸井重里さん、小山薫堂さんの随想の「Seven Stories 星が流れた夜の車窓から」(文春文庫)。
帯には「あなたなら、この度に誰と出かけますか-?豪華寝台列車『ななつ星』をテーマに7人の人気作家が紡ぐ『旅と人生』」とある。女性作家の面々を見れば、間違いなく面白い筈、である。
「すれ違う夫婦、かけがえのない旧友、母と娘、旅の途中だからこそ吐露される、心に秘めた言葉たちが胸を打つアンソロジー」と裏表紙にある通り、いいお話だった。途中どうしょうもなく眠かったけれど、少しウトウトした後、夫の爆睡を横目にしっかり読み切った。
無事在来線に乗継ぎ、途中で2人とも席を確保して私鉄乗換駅まで戻ってきた。若干遅れて最寄り駅につき、タクシー乗り場を見ると、いつになく並んでいる。どうも葬儀場に行く面々が沢山だ。珍しく15分近く並んで帰宅した。
さて、1週間あけた家は息子一人でどんな状況か、と若干不安だったが、なんとか無事だった。
今月1回目のお花が届いている。白、濃淡のピンク、オレンジ、黄色、赤のガーベラ、ピンクと黄色のアルストロメリア、カスミソウが1本ずつ。花言葉は「希望」、「親切」、「未来への憬れ」だそう。すっかり春爛漫の投げ入れになった。
そして荷物も片付け、大洗濯である。昨日送ったキャリーケースが時間通りに届いて、洗濯機を廻す。夫が味噌汁を作ってくれるという。ほどなくして息子が帰宅する。
3人でお弁当を美味しく頂いた後は、出来上がった洗濯物を干す。夫と息子がスーパーに果物を買いに出かけた間にもう一度洗濯機を廻す。
一段落したところで、家族揃って大好きな赤福でお茶。息子は初任駅の勤務でかなりお疲れの様子。先にお風呂に入れて早く寝てもらうことにした。
本日の万歩計は14,000歩超え。
明日は都心のターミナル駅での勤務の様子をこっそり見に行く予定である。
電気を消すことが出来たのは、日付が変わってすぐのこと。さすがに疲れており、あっという間に眠りにつけた。
そして今朝。息子はいつものターミナル駅ではなく、そこで制服に着替えてから別の駅に出勤という。朝早いとのことだったが、無事起床したとLINEの連絡があった。私は6日連続で朝風呂へ。今日も空いた中でさっと上がった。
部屋に戻って、夫には昨日に続き浴槽足湯を薦めた。昨日は、夫が浴室から出ようとドアを開けたら、私が運悪くドアの前にいて後頭部をガツンとぶつけるアクシデントがあったが、今日は無事。
BSと地デジで朝ドラを視て、ほぼパッキングを終えてから階下のレストランに向かった。ちょっと洒落ていて人気だというレストランのバイキングは、朝からカレー等が充実している。ゆったりと広い4人席でスムージーやサラダ等ヘルシーな朝食である。周りを見回すと日本人はほぼ私達だけ。レストランの造作とも相俟って、あたかも海外旅行に行っているような錯覚に陥った。それにしても、英独仏以外の言葉があちこちで聞こえるのは凄いことだ。
しっかりエネルギーチャージを終えて、荷物をまとめてチェックアウト。大きな荷物は預けて身軽になって、残り半日の散策スタートである。今日もいいお天気。朝は冷え込んでいるが、日中は22度まで上がるという。
まずはホテルからほど近い因幡薬師へ。ここはがん封じで有名な薬師様である。以前瞑想ヨーガのリアルクラスに、わざわざ大阪から通ってくださっていたNさんから、2度ほどお守りを頂戴したことを思い出す。今日は母と自分の2つのお守りを頂戴し、蝋燭の火を夫と灯してきた。
特に当てはないが、ぶらぶらと北へ上って歩く。夫の好きな錦市場をぶらぶらと冷やかす。かつてに比べて随分お店が変わっている。コロナの影響もあるのだろうけれど、老舗のお店はなかなかやりにくいだろうな、と思う。
昨日、十石船の船頭さんの説明で、「ここが高瀬川になります」と聞いた小さな流れを思い出しながら、高瀬川のほとりを歩き、鴨川の遊歩道をぶらぶらと御池方面まで。水の流れが綺麗で、鴨が水面下で足を動かしている様子までよく見える。昔、川床のレストランにも行ったね、と思い出話をしながら歩く。
何となく歩いていると、本能寺に突き当たる。「能」の字はつくりの「ヒ」二つが「去」の字になっている。建立から5度の火災に見舞われていることから、「ヒ」が続く字を避け「ヒ」が去るようにとこの字を使うようになったと言われているそうだ。本堂正面の日蓮上人の像は本能寺の変以前からあるそうだ。信長公の供養塔等にもお参り。外国人観光客の姿も数多い。
少し歩くと、まさに三歩歩けば、というか犬も歩けば、というか、色々なお寺に当たる。私達も全く知らないお寺にも外国人観光客が入ってくる。天性寺、矢田地蔵等もお参りしながら、新京極をぶらぶら。
今は昔、中学の修学旅行で訪れた時にはお土産屋さんばかりが軒を連ねていたけれど、今はファッションのお店やドラッグストアやスマホショップ等、なんだか普通の通りと変わらないようだ。
和泉式部が初代の住職だったという誠心院にも初お参り。ポスターの、尼さん姿の和泉式部像が何やら新鮮だった。これまたガン封じ等病気平癒で知られる蛸薬師にも立ち寄り、撫で蛸にもしっかり触れてきた。
そろそろお昼。けれど朝食をしっかり頂きすぎて、あまり空腹を感じない。最初は、まだ息子が小学生だった頃、両親とも一緒に入ったかにのお店にでも、と考えたがまだお腹に入りそうになく、そのまま先斗町まで歩く。夫はお肉が食べたいだろうな、と思うがなかなか付き合えそうにない。結局、担々麺のお店に入った。私たちが一番乗りの客だったが、続いて外国人観光客が4人、日本人観光客が2人入ってきてあっという間にお店は一杯になった。昨日に続いて私は白で、夫は黒の担々麺はなかなか美味しかった。ちょうどいい具合にお腹が一杯になる。外は大分気温が高くなっており、コートは不要になる。
再び歩き始めると、昨日は寺田屋で出会った龍馬のギャラリーがあった。こんな所にも縁の地があったとは。時間がなかったので入館することは叶わず、そのままホテル近くの停留所に泊まるバスに乗って、ホテルまで戻った。預けていた荷物を受け取り、地下鉄で京都駅まで。
予約している新幹線まで1時間弱。急いで夫の職場のお土産等を買い求めた。無事ゲットし、まだ30分以上あったので、西陣散策の折、入る時間がなかった和菓子屋さんのエキナカ支店に入って、お抹茶と上生菓子のセットを頂く。チューリップ、山吹、花筏と3種類から迷ったが、花筏をチョイス。夫は大好きな季節のあんみつにニンマリしていた。
息子が夕食が要ると連絡があったので、夫と同じ牛飯弁当を、私は京寿司を買って新幹線に乗り込んだ。
車内のお供は井上荒野さん、恩田陸さん他3人の女性作家の小説と糸井重里さん、小山薫堂さんの随想の「Seven Stories 星が流れた夜の車窓から」(文春文庫)。
帯には「あなたなら、この度に誰と出かけますか-?豪華寝台列車『ななつ星』をテーマに7人の人気作家が紡ぐ『旅と人生』」とある。女性作家の面々を見れば、間違いなく面白い筈、である。
「すれ違う夫婦、かけがえのない旧友、母と娘、旅の途中だからこそ吐露される、心に秘めた言葉たちが胸を打つアンソロジー」と裏表紙にある通り、いいお話だった。途中どうしょうもなく眠かったけれど、少しウトウトした後、夫の爆睡を横目にしっかり読み切った。
無事在来線に乗継ぎ、途中で2人とも席を確保して私鉄乗換駅まで戻ってきた。若干遅れて最寄り駅につき、タクシー乗り場を見ると、いつになく並んでいる。どうも葬儀場に行く面々が沢山だ。珍しく15分近く並んで帰宅した。
さて、1週間あけた家は息子一人でどんな状況か、と若干不安だったが、なんとか無事だった。
今月1回目のお花が届いている。白、濃淡のピンク、オレンジ、黄色、赤のガーベラ、ピンクと黄色のアルストロメリア、カスミソウが1本ずつ。花言葉は「希望」、「親切」、「未来への憬れ」だそう。すっかり春爛漫の投げ入れになった。
そして荷物も片付け、大洗濯である。昨日送ったキャリーケースが時間通りに届いて、洗濯機を廻す。夫が味噌汁を作ってくれるという。ほどなくして息子が帰宅する。
3人でお弁当を美味しく頂いた後は、出来上がった洗濯物を干す。夫と息子がスーパーに果物を買いに出かけた間にもう一度洗濯機を廻す。
一段落したところで、家族揃って大好きな赤福でお茶。息子は初任駅の勤務でかなりお疲れの様子。先にお風呂に入れて早く寝てもらうことにした。
本日の万歩計は14,000歩超え。
明日は都心のターミナル駅での勤務の様子をこっそり見に行く予定である。