昨夜は入浴後、日付が変わる頃に電気を消したけれど、寝つきの良い夫に入眠負け。1時間ほど寝遅れた。そして今朝、お手洗いで目が覚めたのが5時前。また4時間ほどの睡眠だ。そのまま二度寝出来ず、いつもの時間にスマホアラームと目覚ましが同時に鳴る。窓の外には見慣れた都庁舎が聳えている。今日は曇天で昨日よりもかなり気温が下がるという予報だ。ニットを持ってきて良かった。
浴槽足湯を済ませ、ニュースで昨日の選挙の結果を知る。なんと、地元の市議に、息子と保育園で同じクラスだったお友達のママが当選していた。BSの朝ドラを視、身支度を完了したら、早めにチェックアウトである。
今日の朝食はホテルのブッフェではなく、地下鉄に乗って移動する先にあるカフェの和食である。一体どのくらいぶりに通勤時間帯の混雑した地下鉄に乗っただろう。20分がとても長く感じられた。そんな中でもマスクをしていない人の姿が目立ってきたのを感じる。
外に出るとひんやり。テクテクと歩いた先は築地本願寺である。京都のご本山・西本願寺には何度も訪れながら、こちらにはご無沙汰である。いつだったかTVでここのカフェの朝食が取り上げられており、雑誌にも出ていて気になっていた。ところが予約が一杯。予約席は半分なので、当日現地に並べば時間はかかってもありつけるかも、とのことだったので、いざ突撃である。
途中、場外市場を通り過ぎるが、かなりの人出である。あちこちで既に行列が出来ている。なんといっても外国人観光客の姿が目立つ。それほど皆さん日本に来たかったのね、としみじみ。
創建400年を誇る浄土真宗本願寺派の寺院は、インド等アジアの古代仏教建築を模した外観が特徴的だ。正門から入り、本堂をバックに写真を撮った後は、カフェへ直行して受付。14組目で1時間待ちとのこと。ならば、とまずはお参りを済ませる。
本堂は伝統的な日本の寺院様式だが、入口扉上部には西洋風のステンドグラスが彩りを添え、後ろを振り向けば、ドイツ製のパイプオルガンがある。レトロな洋館のような内部の雰囲気はとても素敵だ。SNS映えすると人気なのも頷ける。
パンフレットを拝見すると、婚活から結婚式、終活からお葬式まで、築地本願寺の事業(?)が各種取り揃えられている。ショップでお菓子を買ったり、別の館にあるカフェを冷やかしたりしながら、残り6組になったところでカフェの待合に戻る。
なかなか呼ばれない。既に人気の18品朝食は売り切れとのことだったが、仏教のパンフレット等を読みつつ、50分ほど待ってようやく案内されると、なんと18品朝食の予約にキャンセルが出て頂けるとのこと。
「お客様、ツイテいますよ、さぞや徳を積んでいらしたのでしょう?」と店員さんがうまいことを仰る。
地元の食材を取り入れ、地域に根差した朝食に特化した和カフェで頂く「18品の朝ごはん」の由来がお膳に添えられている。“ご本尊である阿弥陀様は、すべての生きとし生けるものを救うために48の誓願を立てられた。その中心となるのが「あなたを決して見捨てない」と願い誓われた「第18願」。18番目の誓願に因んで18品を備えた”のがこちらの朝ごはんなのだそう。仏様の願いを味わいつつ、有難く頂く。お粥がアツアツで冷めることなくずっと美味しく頂けた。小皿に色とりどりに盛り付けられたちょっとずつ色々のおかずは私好みのスタイル。夫につられてお代わりまでしてしまう。完食。食事が終わったら11時近くになっていた。
お腹が満ちたところで、場外市場を歩いてみることにする。とんでもない混雑だ。日本人の姿は殆どない。京都に続き、人種のるつぼである。英独仏西の各言語を喋る人たちに加え、アジアの人たちの姿も目立つ。皆、串物を立ち食い中か、お寿司屋さん等では長蛇の列を作っている。ラーメンを啜る人も。
人が湧いてくるようでまっすぐ歩けない。さぞやスリも多いのだろうと思うと、お財布を出す気にもならない。這う這うの体で場外市場から抜け出し、そのまま銀座に向かう。
歌舞伎座を横に見ながら百貨店のある交差点へ。せっかくだから銀座らしいところでお昼を摂りたいなとは思うが、さすがに遅いブランチを食べたばかりでお腹は空かない。
引き続き酸化マグネシウムを飲んでいるが、なかなかお腹も開通しない。去年の東北旅行を思い出しながら岩手県のアンテナショップに立ち寄り、ついついおやつを買い求めてしまう。
大通りを下に見るサロン・ド・テでランチを摂ろうとしたものの、窓側の席は予約で一杯だったようだ。やはり予約しないで来るのは無謀だったか。
お腹が空くまであちこち冷やかしながら時間調整をしつつ、ベーカリーレストランで並んで洋食メニューを頂く。焼きたてのパンはどれを頂いても美味しく、お腹一杯の癖についついお代わりまで。
食後は暇にまかせて人物ウオッチング等をしながら銀座を後にした。それにしても月曜日、どうしてこんなに混んでいるのやら(自分のことは棚に上げて、であるが・・・)。
地下鉄でターミナル駅まで戻り、百貨店で果物等を買い、ロッカーに預けた荷物をピックアップして少し早めに最寄り駅まで戻ってきた。
駅前カフェでお茶をして態勢を立て直し、夫は帰宅、私はヨガスタジオの岩盤浴に立ち寄った。今日も私を入れて3人のほぼ貸し切り状態。今日は少しストレッチ等をしながら1時間温まった。
シャワーを浴びてまっすぐ帰宅。夫が夕飯の支度を始めてくれていた。朝も昼も重かったので、私達は軽くていいね、ということに。息子から連絡があり、遅くなるのでお先にどうぞ、とのこと。
今月2回目に届いたお花は、デンファレとピンクの薔薇が2本ずつ、レースフラワーとブルーパフューム、デルフィニウムが1本ずつ。可憐で繊細なお花たちである。花言葉はそれぞれ「わがままな美人」、「愛、美」、「可憐な恋」、「正しい主張」、「清明」だそう。
母にMeet通話をして、昨日のガスの件が無事だったことも確認する。食事も終わり、サ高住のパンフレットを見ているとのことだった。前向きになってくれると良いのだけれど・・・。
夫と食事を終えてほどなくして、息子が帰宅した。今日は出張もあり、忙しかったようだ。ペロリと平らげてもらった後は、今日買ってきたお菓子でお茶をし、4月最後の週の月曜日の夜は更けていく。
明日は夫は7日ぶりの出勤日だ。ヨガスタジオが休館日なので、クリニック梯子の予定である。