ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.4.11フェスゴ3回目+ドセタキセル2回目(8割減量1回目)+ジーラスタボディポッド2回目翌日のこと 動けるうちに

2024-04-11 21:29:52 | 日記

 昨夜は疲れているのにステロイドの点滴のせいでなかなか眠くならず。お風呂にも入れず、足だけお湯で洗い、身体は冷たいままベッドに入る。お腹で鎮座ましますジーラスタボディポッドが気になり、腹痛もあり、瞑想CDをBGMにしたが、終わってもなお寝つけなかった。1時半近くまで覚えている。

 今朝は平日仕様のスマホアラームで目が覚める。夫はあさイチで眼科クリニックの予約なので、出来ればちゃんと送り出したい。ここで眠ってしまったらその限りではない。お手洗いを済ませ、朝ドラをベッドで2回視て、ノロノロとリビングに行く。夫とドアの前で鉢合わせして驚かれた。
 朝食はクリニックから帰ってきて一緒に摂ろうと思っていたとのこと。ボディポッド初回の前回は直立不動で緊張して眠れなかったが、2回目で図々しくなったのか、それなりに寝返りも打ちつつ寝たようだった。緑のランプが点滅しており、正常に動いていてほっとした。右腿に打ったフェスゴの跡は少し腫れていて、重く痛む。

 夫を送り出して、ちょうど干し終えた頃に帰宅するだろうと洗濯機を廻す。今日は昨日程ではないが、お天気がいいとの予報だったが、曇ったり薄日が差したりでそれほどではなかった。
 花の水切りを終え、ごみ捨ての準備をしていると、夫からLINEが。「緑内障ではなかった!」と。良かった!
 2月末、夫の職場の先輩Uさんが有料老人ホームに引っ越されたという連絡を頂き、夫婦揃ってお見舞いに伺ったのはこのブログでも記事にしたところだ。杖をつき、殆ど目が見えなくなっておられる様子を目の当たりにして、自分も数年後にそうなるのか、と気が気ではなかったようだ。私は私で、万一夫がそうなった時、私がまだ生きていられるかわからないし、生きていたとしても迷惑をかけるだけだったら・・・と気に病んでいた。本当に良かった。

 一方、白内障はやはり手術が必要で、紹介状を頂けるのが22日、更に手術をお願いする病院の予約が5月末、それから実際に手術をして頂けるのは2か月は先だとのこと。季節を跨ぐ、なんというスケジュール。それほど患者さんが多いということか。まぁ、乳がんの手術も大きな病院では何か月待ちだと聞くし、大変な世の中である。いずれにせよ、治療スケジュールと上手くかみ合って夫のフォローが出来ればと思う。

 夫が帰宅した時、予想通り洗濯物を干し終えるところだった。それから遅い朝食を摂る。食後は、ミヤBM、タケプロン、コデイン、今日明日のみのステロイド、デカドロン4㎎。ロキソニンはお休みにしてみたが、お腹の調子も考えて便秘の副作用があるコデインは飲んでおく。

 イタリア旅行の写真もろくに見ていなかったので、お互いのスマホと夫がデジカメで撮った写真を合わせてTVに大写しにして復習会。先週の今頃はローマからパリに向けて帰るところだったなんて、今では信じられないくらいだ。それでも写真を見ながら、本当に行ってきたのだなぁと実感する。

 先月22日の通院日、主治医から旅行のゴーサインが出たが、もしかしたらストップがかかるかもしれない。その時はショックだろうし、と旅行の荷物を一切準備していなかった。通院翌日の午前中に大車輪で旅行日数分だけ揃えてパッキングし、夕方には宅配便集荷だったので、旅先でのコーディネートやら小物の準備などが全くもって疎かだった。

 写真を見ながら、せっかくお洒落の国に行ったというのに、なんだか冴えない格好だなぁ、荷物は十分軽くて余裕があったのだから、あのニットを持っていけば良かったのにとか、あのスカーフを持っていく予定だったとか、と色々後悔してしまう。だが、そんなのは後の祭り。
 あの日はそれ以上頭が回らず、出来なかったのだから、致し方ない。とにかく行ってきただけで素晴らしい!と思うことに。

 ろくに動いていないのだが、お昼どうする?と訊かれ、カップ麺で済ませる。食後はミヤBMのみ。お腹は空っぽと見えて下痢は止まっている。それでもなんとなくお腹が痛い。ボディポッドで押されている感じもあるし、やはり少々不快。
 お腹の針を抜く迄は何となく落ち着かないので、買い物出るのは針を抜いてからにする。帰りに夕食を摂ってきてしまってもいいね、ということに。洗濯物を取り入れ、畳み、収納するもなんとなくカラッと乾かない。食洗器等を片付ける。

 ジーラスタのボディポッドは果たして27時間後にきちんと薬の投入が始まり、予定通り終わった。29時間近く経過して外す。前回から6週間空いてしまったので、また説明書を見ながら慎重に。前回より針刺しの時に痛かったし、途中で針が動いたようにチクチクすることもあったので、ちょっと心配だった。
 夫が横で覗き込んでいるので、追い払う。私より怖がりなのに、抜いてあげようか、などと無茶なことを言う。いえいえ、結構です、大丈夫。

 テープでガッチリ固定されているので、水で濡らしながら剥がそうとするが、なかなか大変。アルコールカット綿を準備して針の部分を抜去。若干の出血はあったが、少し抑えて絆創膏をはり、無事終了。本体を剥がし、頂いた廃棄用のビニール袋に入れて終了。今回もテープの跡が真っ赤になった。
 緑のランプは終了後6時間は点灯しているので、部屋の電気を消してもビニール袋の中から何となく不気味に光って存在感を主張している感じ。33時間経過して、ランプは消えた。本当に賢い。
 
 夫は明日からジムを再開するというので、買い物へ。思いのほか肌寒い。まだ十分桜は愉しめる。
 ドラッグストアで赤青ヨーグルト等を買う。スーパーでお弁当でも買って帰ろうかとも思ったが、平日だしそれほど混んでいないだろうと廻るお寿司屋さんへ向かう。殆ど待たずにテーブル席へ。サイドメニューやデザートまで頂いて、2人でユーロ換算するとなんとミラノのパスタ1皿分にもならない。これはやっぱり凄い。夕食後はミヤBMとサプリのみ。今日はロキソニンを1度も飲まずに大丈夫だった。腹痛はあるが、普通便に戻りほっとした。就寝前に念のためコデインとタリージェを飲むことに。

 帰途、夜桜を愛でながらぶらぶらと帰宅し、母にMeet通話。今日はまだ動けたので洗濯や買い物をして、夕食も済ませてきたことと、夫が緑内障でなかったことを報告し、一緒にほっとし、喜んでもらう。母は母でデイサービスを終え、食事も済ませていた。
 治療翌日、まだ副作用らしい副作用もなく、あれこれ出来て有難かった。明日からもこの調子で過ごせると良いのだけれど。
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2024.4.10 腫瘍内科診察後、フェスゴ3回目+ドセタキセル2回目(8割減量1回目)+ジーラスタ ボディポッド無事終了

2024-04-10 23:43:59 | 治療日記
 
 昨夜はブログアップ後、そのままベッドに潜り込んで電気を消し、直ぐに眠りについた。が、何度も目覚めた。1回目はまだ日付が変わる前の11時過ぎ、2回目は日付が変わって0時過ぎ、ほぼ1時間ごとだ。そして次が3時半近く。
 はぁ。それでもまだあと3時間近く眠れる、とお手洗いに行ったら、なかなか眠れず。5時位まで寝返りを打ち続け、最後にトロリとしたと思ったらスマホアラームが鳴った。都合何時間眠れたものやら。あまり早々とベッドに入るのは宜しくないのだろう。
 夫におはようLINE。昨日も都心まで立ちっぱなしだったそうだ。気の毒に。新年度は電車が混むのだろう。

 身支度を済ませ、ニュースを視ながら、昨夕調達したサンドイッチ、ジュース、青いアロエヨーグルト、カシスティの朝食を摂る。昨夜腹痛で何度か排便があったので、今朝はちょっぴり。
 
 昨日の嵐のようなお天気とは打って変わって、青空が広がるいいお天気。朝は冷え込んでいるが、日中は暖かくなり、洗濯日和だという。2回朝ドラを視て、チェックアウトして手荷物を預け、病院を目指す。

 採血とレントゲンは昨日済ませたので、受付を済ませてすぐに診察。診察前のミッションは血圧測定だけ。予約15分ほど前に病院に到着した。受付のIDカード機は数人が並んでいる。並んでいるうちにIDカードを手元に準備しておけばいいのになぁと思うが、カード機の前に立ってからお財布やら何やらを探している人が多いので、時間がかかる。腫瘍内科受付へ移動する。

 待合椅子は随分埋まっている。定位置は確保出来ず、2列目のソファを確保して腫瘍内科受付に並ぶ。コロナ関連問診票を頂き、今回は息切れだけに〇をした。態勢を整えて血圧測定。124-78、脈拍が88。私にしては高めである。

 昨日読み始めた石井光太さんの文庫の読書を再開。「中待合にどうぞ」に番号が出たのは、予約時間を15分ほど過ぎた頃。中廊下に入り、15分ほど待って名前を呼ばれた。
 荷物をまとめ、ご挨拶をして入室する。

 座って開口一番「おかげさまで(旅行に)行ってきました」とご報告。「いやぁ、どうでしたか」と問われ、「最初は貧血のせいか頭痛等不調でしたが、だんだんそれも収まりました。ただ足の裏が痛い状態で石畳を歩いたので結構大変でした。自由時間は無理せずホテルで休息していました」とお話すると、「ブログを書いておられたでしょう?旅の間もずっと」と言われ「!?」・・・私、そんなこと先生に言ったかしら、という顔をすると「(自分の)患者さんで(ブログを)読んでおられる方がいて、『〇〇さん、凄いですね~治療中に海外旅行までして!』と言ってましたよ」とのこと。
 「その場で書かないと後ではとても書けないので」と言うと、「そうですよね」と。いやはや、お恥ずかしい、ここにもお読みくださっている方がいらしたとは。診察室での体温は6度7分。

 採血結果は、白血球等問題なし、マーカーは、前回も正常範囲だったが、更に下がっている、あとは普段通り、とのこと。レントゲンの画像を3枚並べてくださり、「右の腫瘍は大きくなっているように見えるが、無気肺なのでよくわからない。左の腫瘍は前回の2枚を比べても明らかに細く薄くなっている」ということで、「いやぁ、(薬が)良く効いている」と仰る。
 なるほど、あれほど辛かった咳は今は、全くと言っていいほど、出ない。痛みもロキソニン、コデインを飲んではいるが、殆どない。

 とはいえ、手足が辛い。こうしてタイピングしていても痛む。変色した手の平を見ながらヒヤヒヤだ。冷水やお湯に触れると焼け付くように痛み、ぬるま湯にしないとならない。水仕事は本当に嫌。
 足の裏も痛むので、足湯はご法度になったし、入浴中も足を浸けることが出来ない。6週間経ってこの状況なので、今後3週間ずつ同じ治療を重ねたら、冗談抜きで杖をついて歩かなければならなくなる、という事態になりはしないか正直不安である、と訴える。

 「前回、16年前のタキソテールの時は初回から手足症候群は出なかったし、浮腫みや爪の落下は後半4クール以降の副作用だった。今回はジェネリックの点滴だが、少し内容が違うのでしょうか」と質問すると、「内服薬に比べ、点滴薬は先発薬と同一内容にしやすいが、混ぜている成分の仕入れ先の違い等が影響しているのかもしれない」とのこと。これも実際のところわからない。
 酷い痛みや乾燥している場所用にステロイド入りの保湿剤を出しましょうとのこと。これは朝夜2回塗布。今は機会あるごとにヒルドイドローションをこれでもか、というくらい塗りまくっている。

 がん遺伝子パネル検査の結果の説明もある。前回ざっと伺っていたが、やはりHER2が強陽性。これは低発現に変わることもあるが、私の細胞はHER2を沢山持っており、さらにその量が増えているのだそうだ。そのため、推奨される治療は抗HER2療法。さらにホルモン抵抗性があるという結果は出ていないので、ドセタキセルが辛くなったらフェスゴ+ホルモン剤もありか、と思っているとのこと。残念ながら少し期待していた免疫チェックポイント阻害剤は使えないことがわかった。

 ということで、今の治療は「効いている」ので、副作用が辛いし、余り効いていないからやめましょう、とは言えないと仰る。体表面積から計算すれば110㎎のところ前回は100㎎にして、今回は80㎎でオーダーしている。規定量のおよそ30%減になる。やってみて辛かったら次回休みでフェスゴのみ、次々回からは60㎎ということになった。
 「今回60㎎にして大丈夫だったら次回80㎎にしてみるのはどうですか」と食い下がるが、それは定石でないそうだ。しゅん。旅行が終わったら頑張ります、と言いつつ、つい弱音を吐いているのが情けない。
 次回は4月末に採血、レントゲンの前日検査。5月1日が治療日だ。5月は2回治療があるので、初回採血はマーカーなしでの予約。

 薬の処方を相談する。咳が出ないので、コデインを自分で調整しながら、今の朝夜2回を減らしてもOK。また、ロキソニンも同様とのこと。抗生剤は旅行中飲むことはなかったので5錠丸々残っているが、今回は予防のために熱が出なくても飲むのでなく、発熱したら飲み始め、5日間飲み切ることとの指示だ。

 自分の体調や旅行のことで頭が一杯で、3月に受診した時には、先生の進退について確認していなかったので、それも伺う。こうして今日、新年度になってお目に掛かれているので今年は問題なし。65歳までは無条件でいてくださると聞き、2歳年上の先生があと2年はいてくださると確認出来た。ほっとする。来年度も生きる気満々の図々しい私である。

 お礼を言って診察室を出て、化学療法室へ入る。受付番号は8番。待合席はどなたもおられない。門前薬局に処方箋の写真をLINEで送付。看護助手さんから10分ほどで窓側の通路席に案内される。お天気が良いので、ポカポカと温室のように暖かい。お手洗いを済ませ、態勢を整え、夫に報告LINE。

 ほどなくして新しい看護師さんが針刺しに見える。もう薬も届いているので、始められます、とのこと。
 まずはフェスゴの皮下注射。初回は右外腿に8分以上かけて行ったが、前回は左前腿、今日は右前腿だった。どちらかというと外腿より前腿が良いそうだ。今日もニーハイソックスとロングのガードル。その隙間に5分かけて打って頂く。入り始めと最後がチリチリビリビリと痛む。とはいえ3分の2の量で、前回、初回に比べて随分楽だったのと同じで、殆ど問題なし。
 続いて点滴。前投薬の吐き気止めステロイド(デキサート)が15分、ドセタキセルが70分ほど、最後に生食を10分流して終了となる。前投薬をしている間に門前薬局から「薬の準備が出来ました」とのLINEが入る。

 その間、薬剤師のOさんからインタビュー。6週間分の話をしなければならないので、随分長いこと足止めしてしまった。手足の末梢神経障害のこと、下痢等の報告と相談。ボディポッドの抜去は無事出来ましたと報告。 インタビューの後は、どうしようもなく眠くなって、本が面白かったのに、中断してウトウト。読書は殆ど進まなかった。

 点滴が終わらないうちに、今日の担当の看護師さんがジーラスタボディーポッドをセットに見える。お腹の肉を摘まんで針刺しをするのだけれど、前回より痛かった。装着されると、なんとなく圧迫感がある。
 点滴の針を抜いて頂き、お手洗いを済ませる。途中、ちょろっと認定看護師のKrさんが顔を出されたが、会釈をしただけでお話出来なかった。化学療法室も知らない顔が増えて、随分雰囲気が変わってしまった。

 終了時の血圧測定は125-87。今日の化学療法室滞在は2時間ほど。受付票を戻し、会計待合いに移動する。かなり混雑している。お友達にLINEで報告等しながら、10分ほどして自動支払機にアクセスし、15万円弱をカード払い。遺伝子パネル検査の結果説明とドセタキセル減量等が入り組んでいて、前回とほぼ同額。

 外に出ると、いいお天気で日差したっぷりだ。コートの前を開けて歩く。病院前の桜は昨日の嵐で花が少し散っていて葉桜のものもあるが、まだまだ楽しめる。昨日の曇天では冴えなかったが、青空に淡いピンクはとても映える。まだ昼休みの時間で、皆、花見をしながら芝生の上でランチをしている。

 門前薬局に寄ると、数人が待っていた。担当のIさんが対応している声が聞こえた。少し待って呼ばれる。旅行中にも体調伺いのLINEを頂いていた。「(旅行)どうでしたか」と訊かれ、最初はお天気が悪く寒く、物価が高かった話等をする。薬を受け取り、コード決済で5,000円弱の支払い。今日の病院と薬局滞在時間は4時間弱。

 ホテルで出がけに預けた荷物を受け取り、ロビーで荷物を整理。大荷物だ。まだ早いので、そのまま快速電車に乗って読書の続きをしながら乗り換え駅まで向かった。

 さすがにイタリアンには触手が動かず、乗換駅のショッピングセンターにある焼肉屋さんで冷麺を頂いた。さっぱりとお酢も足して完食。
最寄り駅に到着し、ドラッグストアに寄り道して夫から頼まれたサプリを買ったらもうガス欠。その他の買い物は出来ず、タクシーで帰宅した。生協のお届けの日だが、パンと牛乳だけだったので、搬入も楽に済んだ。
 ジーラスタボディーポッドを保護するために、ウエストのないジャンバースカートに着替える。もろもろ片付け、メールチェック等をしてやっとリビングに座る。寝不足なのかなんだか眠い。録画したドラマを視ながらウトウト。夫には夕食に出来るお弁当等調達出来なかったので何か買って来て、とLINE。

 母にMeet通話。お天気が良かったので、毛布等の大物の洗濯をし、実家に行って水仙を摘んで帰って来たそうな。今日はよく動いたらしい。届いたお弁当も残さず全部食べられたと言う。明日はまたデイサービスだ。

 夫はベーカリーで好きなパンを買って来て、ジャガイモのスープを作って私にも分けてくれた。夕食はどっちでもいいかな、と思っていたのに頂いてしまったら、途中から腹痛。あっという間に軟便が下痢になった。今も腹痛が続いている。こういうお腹を温めたい日にお風呂に入れないのはちょっと残念である。

 注射を打った右腿はいつもながら重く痛む。無意識に右が下になるように足を組んでしまい、イテテ、とびっくりする。8割減量で明日からどのくらい楽に過ごせるものか。既に手足のビリビリチリチリは悪化している。

 月曜日までは夫が休務日なので、また家事はおんぶに抱っこの予定であるが、かくいう夫も、明日は緑内障の検査のためにあさイチで眼科クリニックに行くことになっている。
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2024.4.9 治療前日は心静かに出来ることを淡々と

2024-04-09 22:04:36 | 日記
 昨夜は今日が出勤の夫に協力して、早々に入浴し久しぶりに日付が変わる前にベッドに入った。
 お手洗いに目が覚めてもう朝か・・・と思ったら、まだ1時半だった。これはこれは、と再び眠る。
 平日仕様のスマホアラームが鳴り、頑張って起きる。リビングに行くと、早くも夫が朝食を摂り始めていた。「寝てればいいのに」と言われたけれど、「このまま二度寝して昼になったら大変だし」と応えると、「そうだね」と返された。全くもって信用がない。

 外は本降りの雨だ。自転車で行けないので早めに出ないとならない。久しぶりにネクタイとスーツで落ち着かない様子の夫を送り出し、BSと地デジで朝ドラを視て(先週1週間一度も視られずじまい。土曜日の復習だけでも視ておけばよかったのに・・・)新聞を読み、洗濯機を廻す。

 先月末のSさんのオンライン瞑想ヨーガ30分クラスを録画受講。3月3回目、静かな動きの回だ。20日にリアルで受けて以来3週間ぶりになってしまった。
 ヨーガの智慧は「人間とはどんな生物か」。世界には沢山の生物、植物等がいるが、皆自然のサイクルの中で暮らしている。人間は自由意志を持った生物で、そのサイクルから外れることもある(例えば満腹になってももう少し楽しみたいとか、枠を超えて食べるとか、働く、勉強する期間であるのに、やりたくない!とやらないとか)。
自由意志が最も発揮される行為は「祈り」である。人は何を信じるか自分で決めることのできる生物である。

 信じるか否かはその人に委ねられる。平和を思うなら平和に、思ったこと、考えたことがあなたの現実になる。ヨーガではあなたが出来ると思えば(瞑想でもヨーガでも)出来るということだ。心静かに瞑想が出来る、ヨーガが出来るとリラックスしてクラスに臨むのと、私には難しい、出来ないかもしれないとして臨むのでは違う。ハッピーでいようとすれば、ハッピーでいられる。

 足を前に出し、膝を立てて両手はそれぞれの膝の裏に置き、背中を後ろに丸くした後は、戻して頭まで反る動きを繰り返す。続いて、両足を前に出し、爪先を伸ばし、爪先を空に向けて踵を伸ばす動きを繰り返す。最後は片足開脚し、手を頭の後ろに置いて肘を開いたまま頭を肘の方向に動かす。身体をゆっくり倒した後は、左右にゆっくり捩じって、プラーナヤーマ。
 呼吸は片鼻呼吸。最後のキールタンは愛と喜びを呼び起こすクリシュナ(ゴーパーラ)。

 旅行中、帰国後もゆっくり静かな1人の時間を持つことが出来なかったが、この30分ですっかりリセットすることが出来た。

 洗濯物を干し、厚物は乾燥機へ、それ以外は浴室乾燥へ。夫の夕食のサラダだけ用意する。昼食は簡単にレンチンピラフで済ませ、食洗器を片付ける。
 洗濯物を畳み、収納し、検査と前泊のため、家を出る。朝からとんでもない酷い雨を窓越しに見ていたら、出かける気分がすっかり萎えてしまいそうだった。が、少し小降りになってくれてほっとする。

 車内のお供は石井光太さんの「近親殺人 家族が家族を殺すとき」(新潮文庫)。
 なんとも物騒な題名だが、石井さんのルポはこれまでもずっと読んできたので、今回も手に取った。帯には「介護 貧困 引きこもり 今、殺さなければ、殺される。7つの事件が問いかける家族の真実」とある。重い事件ばかりで、頁を繰る手はなかなか進まず。考え込むことが多く、あっという間に病院最寄り駅に到着した。
 雨は止んでいたが、風が強くカツラが気になった。

 今日は、コロナ禍以降久しぶりのホテルを予約した。チェックインし、荷物を置いて身軽になって病院に向かう。自動受付機に並びIDを通し採血室へ。9000番台で、すぐに中に入ると、お2人が採血中、番号を確かめられてから馴染みの女性看護師さんに案内された。

 担当してくれたのは初めましての男性技師さん。本の採血。刺す時はブスッと早業だったが、抜く時はやけに痛かった。私の痛いという仕草に気づいたようで「全て運ですね〜」とかわされた。ということは今日はアンラッキー。
 止血したままエスカレーターに乗り2階のレントゲン受付へ。こちらもガラガラ。で、待合椅子にはお一人だけ。紙の受付番号を取って椅子に座って待とうとすると、そのまま受付を促された。すぐに中廊下に移動する。こちらも座っているのは先程のお一人だけ。殆ど待たずに呼ばれる。今日もブラトップにインナー、無地のニットなので着替えは不要だ。女性技師さんが、念の為、と背中と鎖骨あたりを触ってチェック。検査室に入り、前から、横から2枚撮影して無事終了。
 再び1階に降りて、腫瘍内科会計経由で総合会計窓口へ。10分ほど待っていると名前を呼ばれる。保険証のチェックがなかったので、自費10割の計算になっているとのこと。これは大変。新しい保険証を出して再計算をして頂く。自動支払い機にIDカードを通す。今日の検査代5,000円弱をカード払い。病院滞在時間は30分ほど。
 
 ホテルに戻る前にコンビニでおやつのスイーツと明日の朝食を調達して部屋に戻った。カツラを外しリラックスしてお茶タイム。旅行中も食事それなりにしっかり摂っているつもりだったが、体重がまた44kgを割ってしまったので、夜はしっかり定食屋さんで頂くことに。

 母にMeet通話。今日は、血圧の薬が切れて、雨の中内科クリニックに行かなければならなくて大変だったそう。結局夕方止むのを待って、朝の薬は飲めずに行ったそうな。次回からは少し余裕を持って通院するように言う。朝の血圧が高めなので、今日から夜の薬も増えたらしい。

 早めに入浴を終え、早くも明日に備える態勢だ。
 明日はドセタキセル2回目とフェスゴ3回目の治療だ。前回の貧血やら低栄養やらの不調が改善されていますように。

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2024.4.8 籠城蟄居で家事に勤しむ月曜日

2024-04-08 21:34:18 | 日記

 昨夜は記事をアップした後、録画したドラマの最終回等をずるずると観てしまう。入浴したら、またしても午前様の就寝。
 今朝は平日仕様のスマホアラームが鳴るが、しっかり消して二度寝してしまった。はっと気づくと朝ドラも終わっている。アッチャー。なんとなくグズグズしていたらまたウトウト。春眠暁を覚えず、である。
 夫が窓を開けに来て、素直に起きればいいのにまだグズグズしていたら、電話だよ、と夫からお呼びがかかった。お行儀悪くベッドの中で対応すること30分近く。

 バツ悪く、ノロノロ起きて夫が用意してくれた朝食を頂く。相変わらずPCメールの受信が出来ず、昨日までは問題なかった夫のアドレスでも受信が出来なくなるトラブルに発展。夫はスマホも使いながらメールのプロバイダ会社からの連絡を待ち続け、ようやく今晩直接電話でやりとりすることになった。

 洗濯をするつもりだったが、お天気がぱっとしないので明日廻しに(明日はもっとお天気が悪いようだ…失敗)。
夕飯のお米を研ぎ、サラダを作り、圧力鍋でポトフを仕込む。珍しく台所に1時間以上立った。
 今月1回目のお花が届く。白と黄色のアルストロメリアが1本ずつ、カスミソウ、紫がかった薄青色の星型のブルースター、爽やかなグリーンの花をつけたブプレリウムがそれぞれ1本、青い小花がボール状に集まって咲くブルーパフュームが2本。花言葉は「未来への憧れ」、「親切」、「幸福な愛」、「はじめてのキス」、「正しい主張」だそうだ。ガラスの花瓶はブルーを基調としたシックな投げ入れになった。

 その後、カツラのシャンプー、トリートメントを済ませる。乾くのに概ね1日かかるので、今日はお出かけはなしだ。
 夫は昨夜なかなか寝付けなかったので眠い、を連発し、お昼寝。その間、私は生協の注文書を記入する。
 お昼寝から起こして、2人で掃除。夫が掃除機をかけてくれる。私は治療後の体調不良が続き、本調子になるかならないかのまま長旅に出、拭き掃除をさぼっていたので、今日は真剣に頑張る。とはいえ、ちょっと動くと息切れするので、ゆっくりマイペースで時間をかけて。水回り等も綺麗にしてさっぱりして暫し休息。
 夕方、お茶とお菓子で一服して、夫と今季一番面白いと観ているドラマの録画を観る。朝が遅かったけれど、昼食は抜きになってしまった。

 約束通りメール会社から連絡があり、ようやくサーバーの不要メールを削除して、受信が出来るようになった。12日間留守にした関係で、不要メールを都度都度削除することが叶わず、サーバーが溢れてしまった模様。それでも、途中5日挟んでなぜまた受信再開したかは不明だ。いずれにせよ、その間5日間のメールは残っていないとのこと。トホホ。殆どが不要のPRメールなのだが。

 用意していた夕食を摂り、食後は母にMeet通話。今日はデイサービスの日。夕方、自分では食べ切れないお菓子をフロントにお持ちしたそうな。明日は雨だが、内科クリニックに血圧の薬を頂きに行かなければならないという。水曜日はWさんサロンにマッサージだそう。なかなか忙しい。元気にしていて何より。

 そんなわけで、今日は1歩も外に出ずの籠城蟄居。昨日のうちに用事を済ませておけたので良かった。夫もメールのトラブル対応でジムにも行けずじまい。
その夫、明日は半月ぶりの出勤だ。それこそメールが凄いことになっているのではないか。私も検査と治療前泊のため、午後から出かける。この3日間のような自堕落な朝寝坊をしている場合ではない。
 旅行に行く前は、帰ってきたら頑張って治療します!と言っていたけれど、治療をすればまた半月以上体調不良が続くのだなぁと思うと今から憂鬱なことである。
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2024.4.7 懸案事項を潰せた日曜日

2024-04-07 22:41:22 | 日記

 昨夜も記事のアップが日付を変わってしまい、入浴してベッドに入れたのは1時過ぎ。すっかり夜更かしになってしまった。
 5時前にお手洗いで目が覚める。なんだか不思議な夢を見ていた。舞台はヨーロッパのどこかの国のダンジョン。我ながら単純で笑ってしまう。続きをみられたらいいのに、と思いながら二度寝するが、なかなか寝付けず。夢の続きはみられずじまい。
 日曜仕様のスマホアラームが鳴り、消してあと少し・・・、と寝たらまたしても夫が起こしに来たのは10時近く。はぁ。寝ても寝ても眠い。

 ノロノロ起きて夫が用意してくれた朝食を摂る。今日は昨日よりいいお天気になりそう。暖かい。昨日廻せなかった分洗濯機を廻す。出足が遅いから片付くのも遅い。洗濯物を干し終えたのは昼近くになる。

 駅前の市役所出張所が開庁していることを確認し、国民健康保険の加入手続きに行くことに。
 一方、夫は昨夜眼鏡のツルを壊してしまい、その修理に駅前の眼鏡店まで行かなければ、というので一緒に出かける。
 日曜日の事務所は年度始めということもあり、混雑している。夫はすぐに修理をしてもらえるようだとLINEで連絡が来る。申請書を記入し、整理券を取り、呼ばれるまでに15分ちょっとかかり、その後さらにその場で書類を書いて、新しい保険証を手にするまでに40分近くかかった。これで来週の通院は問題ない。今までブルーだった保険証は黄色になった。夫が事務所まで来てくれて合流する。

 外はポカポカ陽気。薄いコートを羽織ってきたが、全く要らなかった。桜の花も昨日より一層開いたようだ。お彼岸に行くことが出来なかったので、母の名代で、夫も一緒に父の墓参に行くことにした。今日の仏花は濃いピンクのチューリップ、白のストック、クリーム色のスプレーカーネーションにピンクのスプレーマム。春らしく可愛らしい花束になった。
 公園墓地行きのシャトルバスの出発時間まで少々あったので、小物の買い物を済ませる。シャトルバスに乗り込むと、むっと熱気が籠っている。既にお2人が乗っている。車内はマスク必須と貼り紙があり、ドライバーの横の窓しか開いていない。後部座席の窓ははめ殺しなので、空調を入れてもらわないことには空気の入れ替えも出来ず、息苦しい。

 到着し、まずは父の墓参りへ。花を供え、お線香をつけ、水をかけ、無事終了。ついでに建ててから早くも15年が経った我が家のお墓(まだ、誰も入っていないただの石ではあるが)にも水をかけてきた。毎回、まだここには入りたくない、と思いながらの行動である。
 事務所で掃除代金の支払いを2墓地分済ませ、帰りもバスに乗ってきた。事務所で訊いたところ、暑くなれば空調を入れると思うが今の時期はまだ入っていないかも、とのこと。我慢するしかないのか、と諦めムードで乗り込んだら、送風してくれていたようだった。帰りも行きと同じ4人だった。

 最寄り駅に戻り、どこかでお茶して帰ろうということになる。が、どこも混雑。ちょっと穴場な筈の珈琲店に行ってみたが、こちらもようやく席を見つけられたというレベル。皆、長居を決め込んでいる気配。
 夫がご馳走してくれるというので有難く。帰りの機内でカレーと迷ってやめたクロックムッシューを注文した。夫は甘い和菓子も追加して1対3でいつものようにシェア。
 その後、スーパーで食材等を買い足して帰宅した。色々なものがかなり値上がりしたとは思うが、ユーロ換算すると、やはりまだ安いかしら、とちょっと不思議な感覚になる。

 帰宅後、メールの受信が出来ないのはサーバーが満杯だからだと言われ、不要メールをかなり大量に捨てる。洗濯物は夫が片付けてくれたので、久しぶり(ほぼ1か月?)に夕食の支度をした。
 食後は母にMeet通話。墓参に行ったことを報告し、あれこれ雑談。明日はまたデイサービスの日だ。

 動けるうちに、とお風呂の掃除も請け負った。
 ドツレクの練習には行けなかったが、保険証手続き、墓参と懸案事項が片付けられて少しほっとする。
 明日は、水曜日以降相当お留守になるだろう掃除・洗濯・炊事。のんびり家事に勤しみたい。
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