インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

祝 御入学 御進学

2007年04月06日 | 御挨拶
本日は小学校の入学式、また在校生は学年がひとつ上になります。

新3年生と新5年生はクラス換えも有り、みんな一喜一憂しているのでは無いでしょうか?
塾生達も新しい環境に、最初は戸惑っているかも知れませんね。



真新しい教科書を貰い、新品のノートを用意する。
なんとなく勉強しようかなぁと思う季節でも有ります。


勿論、全学年に勉強に励んで貰いたいのですが、塾長が最も勉強して欲しいのは新4年生と新5年生。
実は今までと同じ勉強の仕方では、良い成績が取れなくなります。

人の脳の成長は、2歳から9歳頃までにその90%が形成されるんですね。
ですから、今までは勉強なんかしなくても聞いた事や見た事は自然と頭に入って行ったのです。

けれど脳の成長が一休みすると、今まで無条件に集めて来た知識を頭の中で整理する時期がやって参ります。
つまり今までは親の言う事も先生の言う事も全て受け入れて来ましたが、これから先は相手の真意などを探る状態になるんですね。

この時期は人間形成においても重要な時期で、頭ごなしに叱ると全てに反発するようになります。
ただ勉強させるのでは無くて、何故勉強する必要が有るのか本人に納得させなければなりません。

非行の芽が出始めるのもこの頃です。


もう一度書きますが、勉強は君達の将来の選択肢を増やすために行うのです。
一流の中学から一流の高校、一流の大学に入る為に行う物では有りません。
一流の学校へ通う事は、君達の将来の為の通過点に過ぎないのですよ。


新学期を迎えて、今まであまり勉強して来なかった塾生はこれを機会に、今まで勉強して来た塾生はより一層の努力をしてくれる事を強く望んでいます。



もしもお母さん達から、ちっとも勉強しない等の報告が届いた時には、塾生は覚悟するように。