このところの暑さで、鉢植えの銅葉アカシアが葉を全部落として
枯れてしまったので、処分しようと枝の1本を切ったのだが、
ふと切り口を見ると緑色だった。そこで、よくよく枝を見たら、
新しい芽がいっぱい芽吹いているではないか。
写真で、交互に出ている突起はすべて新芽。
銅葉の場合、新芽は若緑色ではなくて、灰色なので気づかなかったのだ。
枯れたと気づいてからも、習慣でつい水をやっていたのが幸いしたらしい。
主幹の上の方の葉がすべて落ちてしまったジューンベリーも、もしかしたら
同じように復活するかもしれないという気がしてきた。
今は、枝先の芽はかさかさだが、冬を越して来春になれば、あるいは。
上の葉が落ちた分、下の方の細い枝からは新しい葉が出てきている。
去年までは、この季節に、こうした枝の途中から新しい葉が出ることはなかった。
幹の根元からも伸びている。
アカシアの復活よりもっと驚いたのは、これ。
ニチニチソウの横から伸びている、見覚えのある芽。
こ、これはグロリオーサでは?
去年の秋、グロリオーサの球根を掘りあげようとしたのだが、
予想よりはるかに大きくなっていて、ぽきんと折れてしまった。
二つに割れた球根は捨てたのだけど、地中に小さい球根が残っていたのかもしれない。
ニチニチソウを植えたときにも、いや、それ以前にアネモネの球根を植えたときにも
スコップに当たらなかったから、かなり深いところにあったようだ。
こんなことなら、球根を掘りあげずに植えっぱなしにすればよかった。
でもグロリオーサは、植えっぱなしにして冬越しできるとは、
どこにも書いてなかった。それどころか、高温を好むから晩春に
植えた方がいいとさえ書いてあった……。
去年は5月にこれくらいだったから、今年は花は咲かないかも。
でも、もしかしたら、今年の冬も乗り切って、来年は咲くかもしれない。