話題の「カラマーゾフの妹」を読んでみた。
高校のころ、ドストエフスキーにはまって、ほとんどの著作を読んだが、
これは期待したほど心に響かなかった。目のつけどころはおもしろいと思ったし、
遊びごころも感じたけど。たとえば、カラマーゾフの二男イワンが
昔の事件を再捜査しようと思ったきっかけは、オデッサのトレポフ事件の際
イギリスから招かれ解決したシャーロック・ホームズの科学的捜査法を
見たからだったというネタなんてけっこうツボだった。
秋になって、マリーゴールドが満開になった。
夏のあいだも咲き続けていたが、数が少なかったし、花色も明るいオレンジだった。
春や秋の赤に近いこの濃いオレンジ色が好きで、去年種を採っておいたのだ。
おかげで、庭のあちこちでたくさんマリーゴールドが咲いている。
オリーブの木は3本もあるのに、今年、実はこの木の2個だけだ。
秋明菊のなかで一番好きな白の一重。
でも、赤の一重と比べると花びらの枚数が多いみたい。