岩波の文庫本発行部数のランキングが新聞に出ていた。
3位にルソーのエミールが入っていたのはかなり意外だった。
高校のとき、一時期ルソーにはまっていて、著作を何作も読んだが、
このエミールはことのほか心に残り、のちに子育てしたときは
根底にこの本の精神があった。つまりエミールはわたしの子育てバイブルなのだ。
さて、エキナセア。これはエキセントリック。
八重咲きの中で最も赤い花という触れ込みだ。その咲き始め。
花びらが少し広がって、赤色が見えてきた。
さらに開いて――
周囲の花びらが少し垂れて、芯の部分も開きだした。
遠目にも真っ赤だ。去年まではホットパパイヤが一番真っ赤だと思っていたが、
これに比べたら、ホットパパイヤでさえオレンジがかっている気がする。
でも、垂れる花びらは、ホットパパイヤほど長くない。