中秋の名月だった昨夜だけでなく、おとといも、連日月が明るくとてもきれいだ。
ついさっきも、山の上からちょうど出てきた十六夜の月が赤く大きく見えた。
月が神経をざわつかせたのか、ゆうべはベッドに入ってもちっとも寝つけなかった。
いつもならすぐに寝入ってしまうのに、2時間近く輾転反側していてついにギブアップ。
あきらめて睡眠導入剤を飲んだら、次に気づいたときは朝だった。
狼男を狼に変身させる満月。やはり満月にはなんらかの力があるようだ。
バーゼル大学の時間生物学者クリスチャン・カヨチェン氏の研究によると、
人間の睡眠パターンは月の満ち欠けに呼応しており、満月の夜には平均20分間
睡眠時間が短くなり、深い眠りをもたらす前脳基部の活性化度も30%低下
していることがわかったそうだ。眠りに落ちるまでにも5分ほど長くかかり、
メラトニンのレベルも低くなっていたという。
わたしがゆうべ寝つけなかったのもやはり月のせいだった!
それにしても、9月に入るやさすがの暑さにもかげりが見えてきた。
タイタンビカスやアメリカフヨウはまだまだ咲いているが、
秋の花といえば名前に秋が入っているこの秋明菊。
メドウセージは夏から咲いているが、色が秋に似合う。
どこかから種が飛んできて以来、毎秋咲くニラの小花もけっこうかわいい。
まだ切って食べたことはないけど。