2年前の夏に植えたフェイジョアの実が今年、とうとう収穫できた。
熟したものから食べたので、全部まとめての写真はないが、十数個採れた。。
一番大きいもので長さ5センチほど。
マンモスという実の大きい種類なので、木が育てばもっと大きい実もなりそうだ。
フェイジョアは熟しても緑色のままで、収穫時がよくわからない。
なので、枝から地面に落ちたら拾ってくる。そのときでもまだ実は堅いから
室内で数日追熟させる。すると、えもいわれぬ芳香が漂うようになる。
この芳香、一番近いイメージは、ガムの青りんごの香りだ。
熟した実を切るとこんな感じ。色からすると、あまりおいしそうには見えないが、
これがなかなかいい味なのだ。種の周囲の色の濃いところはゼリー状で
とてもジューシー。その周りの色の薄い部分はややしっかりしている。
ちなみに、種はぜんぜん気にならないので、まるごと食べられる。
もちろん皮はむかないといけない。
木についていたラベルには、西洋ナシと桃をミックスしたような風味があると
書いてあったが、食べてみたところでは、どちらとも違う気がする。
たしかに西洋ナシと同じく果肉に石細胞を含んでいるので、
シャリシャリ感はあるが、味はそれほど似ていない。
これまで食べたどのくだものとも違うが、さわやかな味でとてもおいしい。
もっとたくさん実るようになったら、ジャムにも加工してみたい。