FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

哀しき認知症

2022-03-23 14:59:42 | 日常のスケッチ

前の記事に、背が低いまま咲いたチューリップのことを書いた。
あれから少し背が伸びて16cmになった。
2倍になったわけだが、まだまだ低い。

それより大きな変化は、薄かった赤色がうんと鮮やかになったこと。

ここ数年、咲かなくなっていた水仙〝セイロン〟。
去年掘り上げて、植え直したら、また咲くようになった。


近所の奥さんが先日迷子になった。
挨拶する程度なので全然知らなかったが、認知症なのだそう。
それ以来、勝手に出かけないように、旦那さんが門扉にダイヤル錠をつけた。

最初のころ、奥さんは、お出かけ用のバッグを持って、ずーっと鍵をいじっていた。
庭の手入れをしていると、そのようすが見えるのだ。
かなり長い間さわっているが、やがてあきらめて家へ入っていく。
でも、5分もしないうちに出てきて、また開けようとする。
ずっと庭にいたわけではないが、その日は相当な時間をそれに費やしていた。

あれから日が経って、錠をいじる回数や時間は減ったみたいだが、
やはり門扉のところへ来て、錠をガチャガチャやっているのを時々見かける。

以前は近所の人と元気に会話していた。
コロナでそういう機会がなくなり、家の中にこもっていたせいだろうか。
驚くのは、わたしよりたった5歳年上なだけ、ということだ。
わたしも今は仕事で頭をフル回転させているが、やめたら気をつけないと。
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