ユネスコ世界ジオパークのひとつ、糸魚川へ行ってきた。
2泊3日で糸魚川市だけを見て回るというツアー。
バスガイドならぬジオガイドさんの解説つきだ。
行く1~2週間前の長期予報では、ずっと雨マークが並んでいた。
ところが実際は、初日に一時雨が降ったものの、すばらしい晴天に恵まれた。
前日まではまだ蒸し暑かったそうだが、初日の朝は初めて秋らしい涼しさを感じたとのこと。
9月下旬の新潟ならそれほど暑くないだろうとツアーを申し込んだが、正解だった。
上越地方では、午後になると日本海から水蒸気が流れてきて雲が増えるそう。
実際、2日目、3日目とも、朝は雲がほとんどない青空だったが、午後は雲が増えた。
最高気温は30度くらいまで上がったが、この夏の酷暑からすると、ずいぶんすごしやすかった。
糸魚川へは、名古屋から特急しなので長野まで行き、そこから北陸新幹線に乗り換える。
春に福井へ行ったとき、敦賀から福井まで新幹線に乗るか迷ったが、距離が短いのでやめた。
今回、30分ほどの乗車時間だが、北陸新幹線に乗れてよかった。
しかし、長野駅も糸魚川駅もできたばかりできれいだが、お店がとても少ない。
待ち時間に入るカフェもない。
ただ、糸魚川駅の中は列車の待合室を兼ねたジオパルという施設になっている。
明星山の模型があったり――
(子どもだけが滑れる滑り台つき)
ひすいの原石が展示してあったり。
ひすいに触るのは自由。
これはただ置いてあるだけだが、盗まれる心配はないそう。
なぜならものすごく重いから。
駅を出発して、最初に訪れたのはフォッサマグナミュージアム。
ここの噴水の中央にあるのも巨大なひすい。
3億年前の海の中を再現したジオラマがとても美しかった。
ここの鉱物や化石の展示はとても見応えがあった。
三葉虫などもさまざまな種類があって、見たことないような長い触角・触手(?)を持つものも。
1時間ほど見て回ったが、もう1時間あってもいいと思った。
つづく……