どこかへ紅葉を撮りに行きたいと思い、選んだのは虎渓山永保寺だった。
岐阜県多治見市にある。多治見と言えば日本で一番暑い町だが秋なら平気だ。
中央道を走ると虎渓山PAはおなじみの名だが、ここだったのか。
通常は45分くらいで行けるようだが、ちょうど朝の渋滞時間だったので、
1時間かかって8時半に到着した。寺へ向かう坂道から――
観音堂の屋根が見える。
国宝観音堂は室町時代に建てられたそう。
朝早いせいか、わたしのほかには2人ほどしかいない。
心字池と無際橋。
心字池の反対側から見た観音堂。
モミジはそれほど多いわけではないが、池への写り込みが美しい。
モミジの紅葉はピークを少し過ぎていたが、大イチョウはまだほとんどが緑。
このイチョウは樹齢700年で、太くどっしりとした幹が印象的。
こちらに紅葉は写っていないが、この日撮ったなかで一番気に入っている写真。
上に六角堂をいただく梵音巌が心字池に映っていて、『星の王子様』に出てくる星のひとつのようだ。
苔に散ったモミジと逆さ六角堂。
1時間ちょっといて、帰るころには20人くらいに増えていたろうか。
それでも、広い敷地内にはまばらで、あまり人出のない所なのかなと思いつつ駐車場へ。
すると、駐車場への道すがら、3組ものツアー客とすれ違った。
しかも、駐車場にはさらに2台のバスが入ろうとしていた!
早く来て、人のいない時に写真が撮れて、ほんとラッキーだった。
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