地震だけじゃない 水の備蓄

災害に備えて、水を備蓄していた１０リットル入りポリタンク。

引っ越して少し経ったころからだから、もう１０年近く使っていることになる。

中の水道水は定期的に洗濯に使って入れ替えしているのだが、
先日、満タンにしてあったはずの水が３分の１ほどに減っていた。
調べてみると、角がへこんでいた。大きいへこみの方はただへこんでいるだけだが、
小さいへこみの方で割れがあった。ここから漏れたらしい。


このポリタンクは階段下の収納スペースに置いてあった。
こんなにたくさんの水が漏れたのなら、収納スペースが水浸しになっているはず。
でも、中の物を出しても、ほとんど濡れていなかった。
じつは、この収納スペースには床下に通じる扉があって、
そこから床下へ流れたらしい。床下はコンクリート敷きなので
徐々に漏れた水は自然に蒸発してしまったらしい。
不幸中の幸いで水漏れの被害はぜんぜんなかった。

元々は地震災害に備えての水の備蓄だったが、
このところの寒さで水道管が破裂して断水している地域があるのを見て
備えが必要になるのは、地震だけではないんだなと気づいた。

定期的（３日おきくらい）に水を交換するのはけっこう面倒なので
ポリタンクが破損したのを機にやめようかとも思ったが、
ニュースを見て考え直した。やっぱり備えは必要だ。



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