午前中、時間があいたので現場を訪れた。Hさんとキッチンの吊戸棚の位置の相談。窓枠ぴったりにつけると、ブラインドをつける場所がなくなるため、上へ動かすか、前へ出すか、選ぶことに。上へ5センチ動かすほうを選んだ。
写真は2階の客用寝室。鳥と枝の模様のクロスが貼りおわっていた。こういう模様のクロスはあまり種類がないようで、同じクロスを使った施行例を雑誌で見たことがある。そこでは、天井近くに模様を持ってきていた。写真で見てわかるように、うちの場合その位置に模様を持ってくると窓で分断されてしまうので、中央に持ってきて正解だった。家具をほとんど置かない部屋なので、無地よりもアクセントになってこれは予想以上にいい。
トイレの壁と床も貼りおわっていたが、思ったより黄色の面積が小さいと思った。もっと黄色が多くてもよかったのでは。でも、便器やタンクが設置されたら、また印象が変わるかも。
洗面所のマーブル模様のクッションフロアは気に入った。
昨夜、ネットで注文してあったポストが届いた。A4版が入る大型というのが必須条件だったが、デザインもなかなかよい。
それから、新居の電話番号が決まった。工事の立会いは引渡し直後にした。郵便番号と電話番号、すぐに出てくるように頭に入れておかなくては。
今日はまた、引越し業者2社に見積もりを依頼した。引越社のほうは、ネットで見積もりを依頼したら、数分後にもう電話がかかってきた(同時にメールも来ていた)。す、すばやい……。そのさらに数分後には地元の支店から時間を打ち合わせる電話がかかってきた。もうひとつはアートにしてみたのだが、そちらはメールが来るのもゆっくりで、しかも、打ち合わせの日にちを引越社と同じにしようとこちらから電話するまで、何も言ってこなかった。営業の熱心さと現場の仕事ぶりが必ずしも一致するとは思わないが。
そして、家具の配達日も決めて、先方に依頼した。
今朝目覚めて、ベッドの中で突然ひらめいた。きのうからウッドデッキについてどうもしっくりしない感じがしていたのだけれど、どこを変えたいかがふいにわかったのだ。S建さんの営業時間になるのを待って、さっそく電話してみる。
社長さんに変更したい内容を伝えたら、まだ変えられるが現場で確認したほうがいいだろうと言われるので、Hさんが現場へ行かれる時間にわたしも行くことにした。
今日も職人さんの顔ぶれはきのうと同じだった。2日前とほぼ同じアングルから見たLDKの写真。壁と天井の色だけが変わった。下駄箱がじゃまだが、考えてみたら、ちょうどこの位置にテレビが来るんだった。
ウッドデッキは、わたしの希望どおりに変更してもらうことになった。元の案は、庭とスムーズにつながるように段差をつけていたが、全部を同じ高さでそろえる。さらに、桟橋状に突出していた部分の長さを縮め幅を広げる。
高さを同じにしたほうが、LDKの延長として広がりがでると思った。それに、段差があるとテーブルセットを置く場所が限られてしまうが、均一だとずっと自由度が高くなる。ハナミズキの陰を追いかけて椅子を動かすこともできるだろう。
デッキから2番目の出口(裏口とは言えない。なぜなら、玄関もこちらの出入り口も両方とも南側道路に向かって開いているから)への道筋に置く飛び石として使う御影石の現物見本をHさんが持ってきてくれていた。大きさは3種類。色も3種類。石英がピンクの花崗岩は好みではないので、一番白っぽいのにしてもらった。サイズはミドル。
うちの玄関は、車を止めるスペースの横がアプローチになっているのだが、全体がコンクリート敷きでは味気ないので、アクセントにリーフレンガを埋めこみたいと思った。Hさんは、重みで割れるかもしれないと言われた一方で、ぼくとしては使ってみたい気もする、と。そこで、LDKの床をアプローチのサイズに仕切り、クロスの切れ端をリーフレンガに見立てて、何枚必要か検討してみた。結果は10枚となった。リスクを承知のうえで、レンガを取り寄せて施工してもらうよう頼んだ。
あと、ロールカーテンの色を相談した。1階は白以外に考えられない。でも、鳥のもようのクロスを貼る2階の客用寝室のロールカーテンは、葉っぱの緑色に合わせたグリーンを選んだ。かわいらしいイメージの部屋になりそうだ。
今日は職人さんが3人入っていた。LDKの壁と天井のクロスが貼りおわっていた。昨日気になったクロスのつなぎ目だが、わたしが聞く前に社長さんから説明があった。わたしが気づいた部分は、クロスのでこぼこが不連続なため、光が当たるとどうしても段差が見えてしまうというもので、これはどうしようもないとのこと。これとは別に、クロスが乾いてくると縮んですき間ができるが、これはコーキングで隠せるそう。
打ち合わせその1は、玄関左手の目隠しフェンスと敷地東側の柵について。
前回の打ち合わせでは、敷地東側の玄関前にも左手につけるのと同じ背の高いフェンスを立てることになっていたが、それはやめて南側と同じ白い低い柵でぐるっと取り囲むことになった。高いフェンスでも斜めからはやはり見える。でも、大体がうちの前の道路はあまり人通りがないから低くても十分で、見た目はそのほうがスマートでもある。
打ち合わせその2は、2階の客用寝室のクロスについて。
カタログの施行例では、鳥と枝のもようは天井近くに来るようになっていたが、うちの場合、そのように貼ると4箇所の窓に分断されてしまううえ、斜め天井だから低い側で絵の上部が切り取られてしまう。それで、絵を壁の中央、つまり上の窓と下の窓の間に来るように貼ることになった。
打ち合わせその3は、トイレのクロスについて。
ここの壁は黄色と白で貼り分けることになっていた。社長さんによる3つの案はこう。
①左右の壁に縦に45センチ幅でライン状に黄色を入れる。
②一面だけを黄色にして、他は白にする(これってバスルームと同じパターンだ)。
③(ちょっと遊んでみたという案)左右の壁を斜めの線で分けて、上を白、下を黄色にする。
わたしは即座に③を選んだ。
打ち合わせその4は、庭の飛び石。
Hさんは最初、枕木を埋め込むのがいいと思ったそうだが、枕木は耐久性が低いので、木のように見えるコンクリート板を提案。カタログ写真を見たところ、わたしはちょっと家の雰囲気と合わない気がした。わたしは白っぽいのがいいと言ったら、社長さんが、じつはぼくは御影石がいいと思ったんだけど、Hの意見を尊重して……とおっしゃった。ということで、次回、御影石の実物サンプルを見せてもらって最終決定することになった。
打ち合わせが終わりに近づいたころ、トステムの人がキッチンの設置場所の確認に来た。キッチンは31日に入るそう。楽しみ!
社長さんによれば、このLDKは家具やインテリアのセンスが問われる内装なのだそう。家具やインテリアは大丈夫だと思うけど、問題はキッチンの小物だな。色を氾濫させないようにしなくては。
ポストを取り付けるフェンスがシルバーに決まったから、家へ帰って、ネットで下見しておいたシルバーのポストを注文した。Hさんもポストのカタログを持っていらしたが、わたしが見つけたポストの値段を聞いて、そちらのほうがはるかに安いですと言われた。「じゃあ、こっちで注文しておきます」に対して、社長さんがお施主さんに手配させてしまって悪いですねと言われた。ポストくらい、どうってことない。一方、表札のほうは、すでに何度かサンプルデザインが行ったり来たりしている。
1週間ぶりに現場を見に行った。クローゼットの扉がついて、LDKと玄関との境の赤い扉もついていた(写真)。まだ養生してあるが、そこから見えている玄関ドアも同じ色である。壁が全部白くなると、またちがった雰囲気になることだろう。
玄関の壁と寝室の天井にだけ、すでにクロスが張られていた。一見すると塗り壁のように見えるクロスだが、つなぎ目が気になるところがある。仕上げで修正できるのかどうか。明日、現場で打ち合わせがあるのでたずねてみよう。
午後、昨日頼んでおいた見積もりが電器店からファックスで届いた。テレビはビエラを買うつもりでいたのだが、数日前の新聞にビエラの新しいモデルが出るとあった。店長さんにそのことをたずねてみたら、画質は新しいものも変わらないので、今なら現行モデルの買い時だとのことだった。届いたファックスを見ると、先月聞いた価格より5万も安くなっていた。ラッキー!