フェイジョア初開花！

去年の８月に植えたフェイジョアがはじめて咲いた。咲き始めとつぼみ。


肉厚の花びらの内側は濃いピンク、外側は白。咲いて時間が経つと、
それが内側に巻いてくるので、花びらは白に見えるようになる。

白と赤いおしべのコントラストがきれい。
フェイジョアの花びらは甘いと書いてあったので、１枚かじってみたが、
味はなかった。はたして実はなるだろうか。

キキョウも咲き始めた。

ノウゼンカズラ

昨日載せた花はどれも地味だったが、今日のは大輪の華やかな花だ。
まずノウゼンカズラ。いくつもの枝でいっせいに咲きはじめた。


一番早くに植えた、もっともありふれたエキナセア・マグナス。

でも、これを育ててみて、エキナセアのいいところに気づいた。
だから、ほかの種類を植えるきっかけになったわけ。

カラーの３種類目が咲いた。白にほんのりピンクが入っている。

斑入り葉もいい。

半夏生、エリンジューム、アカンサス

半夏生がきれいに白くなった。

ポインセチアと同じで花は小さいが、色づいた（色が抜けた？）葉が見どころ。

エリンジュームの花も地味で、咲いているのかどうか、よくわからない。

遠くから見ると、やや紫がかって毛羽立っていたので気づいた。
むしろ種になってからが〝花〟だろう。

アカンサスも花が咲きはじめた。去年までは南の庭に植えてあったのだが、
花が終わると暑さで葉が枯れてしまって、あまり大きくならないでいたので、
東の日陰勝ちの庭に移植した。今のところ順調に育っている。

アカンサスは根が残っているだけで再生するので、
南の庭の元の場所からもいちおう葉が出てきている。

宿根草のチャンピオン・エキナセア

松葉ボタンが咲いた。


でも、予想外の場所――鉢植えのシマトネリコの横だ。

このシマトネリコは、種から芽を出して以来、２年ほど室内に置いてあって、
この春にはじめて外へ出したのだった。その際、大きい鉢に植え替えた。
種はそのとき足した培養土にまぎれこんでいたいたとしか思えない。

エキナセア〝ホットパパイヤ〟がたくさん咲いた。

去年の秋に植えたばかりなのに、とても花茎が多い。
茎の途中にもこれから咲くつぼみがいくつもついている。

ガーデニングを始めてからいろんな宿根草を庭に植えたが、
エキナセアはその中でも最高点がつくと思う。
いい点を思いつくまま並べてみると――
●まったくと言っていいほど虫がつかない
　（風邪のウィルスに効くくらいだから、きっとまずいのだろう）
●ウドンコ病などの病気にならない
●一つの花が長く咲いているし、花期自体も長い
●放任しても年々株が大きくなり、花数が増えていく
●種類が豊富で形や色がさまざま
　（秋明菊もわりと好きだが、白とピンクくらいしかない）
●花後もきたなくならない
たとえばモモバキキョウやホタルブクロなどは、花が茶色くなっても
散らずに枝にくっついたままで、かなり見苦しい。
花がらを摘むにも、数が多くてめんどう。
それに比べて、エキナセアは盛りを過ぎた花にもそれなりに風情があるし、
すっかり茶色くなるまでに長い時間がかかる。
上記すべてに当てはまる宿根草は、エキナセア以外には
クリスマスローズしか思いつかない。でも、クリスマスローズは
夏に咲かないし、触るとかぶれる点が減点になる。

庭じゅうエキナセアでいっぱいにしたくなった。

『卵のふわふわ』 ＆黒い花

宇江佐真理の『卵のふわふわ　八丁堀喰い物草子・江戸前でもなし』を読んだら、
〝卵のふわふわ〟なるものを作りたくなった。特に凝った料理というわけではなく、
だし汁をしょうゆで濃い目に味をつけて煮立たせた中へ、さとうを少し加えたとき卵を
一気に流し入れ、ふたをして１分ほど待つだけだ。かき玉汁の卵より固まりに
なっているが、食感はあくまでふわふわ。卵の素朴な味が楽しめる一品だった。
小説のシチュエーションで食べるにはぴったりだと思った。


黒い花はこれまでにも庭で育てたことがある。クリスマスローズに、ネモフィラ、
黒百合など……。どちらかというと暗めで目立たない花ばかりだった。
でも、この黒いホリホックは大きいこともあり、存在感がすごい。

アメリカフヨウと花の形が似ているが、アメリカフヨウみたいに一日で散ったりせず、
何日も咲いているので、開花中の花数が多くなる点もいい。
これで１ｍ半くらいまで大きくなってくれたらもっといい。
なお、まだ伸びてきていないが、花茎はあと２、３本ある。

カラー２種。

アメリカの映画やドラマを見ていると、カラーを１０本も２０本も、
大きな花瓶にどさっと活けてあることがある。あんなふうに活けてみたいが、
うちの株ではまだ１、２本切るのがやっとだ。