月に何回か必ずかかってきます、勧誘の電話。
「インターネットで御社のホームページを見てお電話させていただいています。」とか、
「いまこだわりを持った生産者さんが作った野菜などの農産物のニーズが高まっていて、供給するのに提携農家さんが不足しておりまして・・・」とか、
「売り上げを伸ばすお手伝いを・・・」とか、
「販売方法に関してご提案ができればと思いまして・・・」とか、
「集客力をアップするお手伝いを・・・」とか、切り口はいろいろですが、
結局のところ、”通販のサイトを作らせろ”か”ネットショッピング（楽天やYAHOO!）に出店しなさい”という趣旨です。
特にYAHOO!の場合は、代理店が多くあるみたいで、「YAHOO!です」なんて電話がかかってくることも。
話を少し聞いたところで、「お宅は、YAHOO!さんじゃないでしょ？」というと、
「ハイ代理店の○○と申します」と、知らない人ならうっかりだまされてしまうような巧みな話し方をしてきます。
先ほどなど、ほとんど人の話を聞く耳持たない男性から勧誘の電話（それも個人名！この時点で相当怪しい！！たまたま、知り合いと同じ性だったので出たのですが。）があり、
「・・・あなた、人の話聞いてないでしょ？あなたは、例えば１００円の大根を送料１０００円近くで買いますか？」と問いただすと、「他には何を作ってらっしゃいますか？」とちぐはぐなやりとり。
あげく”プッ”と何もいわずに電話を切るという、とてつもなく失礼な腹の立つ電話がありました。
また農作物のことをまったく知らない（例えば、いつでも作れる・すぐできる）人のセールストークは、「消費者の方々に安全で安心なものを提供することで・・・」の一点張り。
ネット販売は儲かるとばかりに、食の安全にかこつけてきっとこのれらの輩は、
ネット通販をしている農家を中心に”勧誘”をしているのでしょう。
”付加価値のある”なんて言葉を言われると、販売で悩んでいる農家さんであればあるほど、”コロッ”といってしまうかも。
うちのサイトも含め、ネット上には星の数ほどの通販サイトがあります。
確かに最近急激に農産物を扱うサイトが増えてきました。
ほとんど乱立状態です。全国から”旬の食材”を集めてセットで売っているところから、無農薬と声高にPRしているのに、ほとんどが減農薬や慣行栽培だったりと
中身はかなりいい加減です。
消費者の皆さん、ブランドや規模が大きければ安心という考えは危険ですよ。
うちの場合は、ホームページからショッピングカートまで、すべて私が作ったものです。素人が作ったものなので、不十分なところがいっぱいありますが、最低限伝えたいことはすべて掲載しているつもりです。
見栄えではプロのサイトにはかないませんが、不足の部分（わが家や私のこだわりや考え方）はこの”ブログ”で補っているつもりです。
いつも言いたい放題のこのブログを見ていただいて、「私を信用していただけるのなら、ぜひ注文くださいね！」こんなスタンスです。
今農業が雇用から食の安全や食糧自給率などの影響でかなりCLOSE-UPされているのは本当だと思います。けど、その中に一儲けをたくらむ一部”下心丸出しの悪徳業者”も隠れています。みなさん、変な勧誘には十分注意してくださいね。
特に”自分は大丈夫！”という思いが一番危険だと思います。
甘い誘惑にだまされないよう、考えをしっかり持つことと、ネット販売やネット購入に関心のある方は、いろいろなところを見て、わからなければ納得するまで問い合わせをして、自分の責任に於いて行動をしてください。
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