今回の東京散策の会、増上寺と愛宕山までの江戸幕府の盛衰を歩く。年に1~2回の将軍家墓所の開門に合わせて江戸幕府の盛衰を見るハイキングとなった。この将軍墓所は二代将軍秀忠ほか、六人の将軍や和宮など、正室や側室などが浄土宗に帰依する係累が祀られている。
実は今回の見学には含まれなかったが、黒衣の宰相といわれ豊臣家に寺の鐘銘「国家安泰 君臣豊楽」へ「いちゃもん」の知恵をつけ、大阪冬の陣の立役者と言われる坊さん「以心崇傳」の寺「金地院」が東京タワーの真下にある。いまでも、全国すべての各宗派の坊さんについての管理簿「僧簿」を管理しているといわれている。雨模様の中、残念ながらパス。
その後、東京タワーで食事をし、初期の淀橋浄水場の玄関が移築されている芝給水所から、歴代増上寺住職の墓所「天光院」、井伊直弼襲撃の集結の地「愛宕神社」を巡る。年配の先輩には厳しいが小雨降る新橋までブラブラと20分。
4時過ぎで大人数の30人、大型チェーン店で融通が利くと「天狗」へ。料理は二時間の飲み放題の安いメニュー。ちと寂しい感じはするが、先輩諸氏を早く新橋から送り出さないことには、何かあると困るという思いがある。
送り出した後は、新橋烏森口の飲み屋街での幹事での二次会。人気店は何処も一杯。桜田公園通り四丁目のの「とうりゃんせ」へ落ち着く。20~30人が入るカウンターとテーブルの店の奥へ、まずは落ち着く。「牛煮込み」が人気メニューというので生ビールと合わせて注文。駅近くの混雑する他店と比べると落ち着いて飲める。一次会での飲み放題もあり、この店ではそれぞれに単品で注文。愛想のいいママさんらしき女性は常勤なのかは不明だか、気持ちがいい。朝からの快い疲れの酔いで気持ちが良い。土曜の夜も新橋の賑わいは変わらない。呑ん兵は多いものだ。