
今日、Yさんのサポートとしてガイドさせていただいた枯木灘海岸、
よかった。
感動した。
秋特有の大陸からの数珠つなぎ高気圧がやってきて、
この荒々しい海岸線にしては
まれにみる穏やかなコンディション。
通常まず入っていけないような岩場や断崖絶壁のキワ、
洞窟やロックガーデンを丹念にひとつひとつ見て回った。
途中ウミガメにも遭遇。
やはり黒潮色の濃い、
南紀の海が好きだ。
この場に身を置いている時のフィーリング、
たくさんの海を漕いできたけれど、
やはり南紀から潮岬を経て、
熊野灘に至るラインが一番好きだな。
時として荒すぎるけれど。
シーカヤックを履くことによって、
「オレの体幹は黒潮とダイレクトにつながっている」
そんな感じ。
帰ってきた今も、隈取り濃い黒潮感覚が、
身体の芯に残っている。
細胞がまだざわめいている。
そして心の奥までほっこりするような
暖流特有のあたたかみ。
そんな状態で聴く音楽は
まるで一曲一曲、
弾けて水玉模様になった黒潮の精のようだ。
Yさん、次はいよいよ串本ですね。
次回も楽しみましょう。






