さて、当店アイランドストリームでは来たる10月12日(木)、および18日(水)にパドリングスキル講習を開催します。予約受付中です。また、これから一般対象のツアー業務が落ち着いてくる時期ですので、他の日程でもリクエスト次第で開催いたします。 http://islandstream.la.coocan.jp/skillup.htm
当たり前のことですが、シーカヤックはパドリング技術が上がれば上がるほど、漕げる範囲が広がってきます。自艇を持って楽しむ人はもちろん、ツアー参加の人も同じです。漕げれば漕げるほど、色んな場所にお連れすることができます。日本には本当に素晴らしいフィールドがたくさんあります。皆さんが想像しているよりも何倍も、何十倍も、です。ガイドとしても「もうちょっと漕げるならばすごい所にいっぱい連れていってあげられるのになあ」とよく思います。もうちょっと漕げたら・・・。
基本のパドリングをしっかり身につけると、一気に世界は広がります。
逆にそれなしでは、いつまでたっても同じ場所をチョコチョコ漕ぐくらいにとどまり、それでも最初は楽しくてもそのうち飽きてきます。
何度か体験され「シーカヤック、面白いな」と思った方、ぜひパドリングスキル講習を受けることをお勧めいたします。初心者体験ツアーの時に簡単に受けた漕ぎ方レクチャーを、もっと突っ込んで本格的に、丸一日がかりでお教えする講習。これなしでは始まらないというほど大事なものですが、案外きちんと受講できるスクールは少ないものです。シーカヤックツアーガイドの業者はあちこちにできていますが、多くはレクリエーショナル系がほとんどで(つまり本格的なカヤッカーではなく、ただ施設などに雇われてる人がガイドとしてあてがわれている形式)、きちんとスクールできる店は逆に減っています。
やはり、シーカヤックならばある程度以上、自分で海旅したり、あちこち漕ぎ回っている人じゃないと、中身のあることを教えることはできません。なぜなら、あらゆるコンディションの海況に直面した経験がないと、フォワードストロークのパドルを入れる角度にしろ、ローブレースの使い方にしろ、上陸する際の足の出し方ひとつにしろ、「なぜそういうふうにするのか」というところを説明しきれないからです。
教科書をただ上からなぞっているだけか、完全に咀嚼した上でお教えするのか。
これからうまくなろうと思っている方は、
ぜひたくさんのシーカヤックトリップを経験している人から受講して下さい。
あともうひとつ、
せっかく受講したならば、今後もできるだけたくさん漕いで練習して身体に覚え込ませて下さい。
継続すること。
Keep On Paddling それが最善の上達方法です。