(3月12日付「帰ってきました」という記事から始まる旅記録の続きです)
観光で有名なバリ島の右隣にロンボク島という、東京都の倍ほどの大きさの島があります。そのロンボク島の北西部の沖合いに、「ギリ3島」と言われる3つの美しいさんご礁の小島(ギリ・トゥラワンガン、ギリ・メノ、ギリ・アイル)が浮かんでいます。「ギリ」とは現地のササック人の言葉で「小島」という意味そのものを指します。
下のいずれの写真も、ギリ三島周辺のものです。
ギリ三島いずれも周囲三キロから五キロの小島で、また島と島の間隔が1キロ以内と接近しており、ちょうどカヤックでぐるりとくまなく散策するのに適しています。朝からシャカリ気になって漕ぐと1日で回ってしまえますが、それでは味気ない、数日間かけてたっぷりと堪能するのがベターです。 ここをパドリングしたのはちょうど2月の中頃で、このときは物凄く暑かったのですが、我慢できなくなると海に飛び込んでシュノーケリングしていました。それが最も楽しいギリ三島のカヤッキングスタイルです。
島の周辺には海ガメが多く、パドリングしていると何十匹と数え切れないほど、出くわしました。