一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1515   秩父路の水子地蔵や鯉幟   稱子

2015年05月31日 | 

  水子とは、中絶・流産・死産などでこの世に生を受けることの出来なかった子供のこと言う。本来は、生まれて1年以内に死んだ嬰児や死産した胎児を指し、子供は7歳まで神の子として死んでも葬式はしなかったり、無縁仏扱いにされていたそうである。

  秩父三十一番札所の古刹、曹洞宗・鷲窟山・観音院には、18,000体のお地蔵さまがあるという。同じ水子でも、望まれていたのに流産や死産だったのと、望まれずに中絶されたのとでは、天地の差がある。

 毎年、この世にどの位の中絶があるのか、どのくらいの体外受精などの不妊治療があるのか・・・・・調べる気にならない。

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