一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1603   星月夜それどころではありません   炎火

2015年11月06日 | 

 今月の岩戸句会の兼題は「星月夜」だった。満天の星を見るために明かりを消す句。星を見ながら一日を振り返っている句、口笛を吹いたり、酔っぱらって千鳥足だったり・・・・・そしてこの句のように、全く星を見ていない句もあって、川柳的でおかしくて笑ってしまった。

 「それどころではありません」という意味にしても、都会の真ん中に住んでいて見たいのに星が見えないとか。地下鉄に乗っているからとか、食事の準備に忙しいとか、面白いテレビをみているからとか、いろんなことが想像される。

タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)