一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1839   サングラス窯ぐれ女の頬被り

2017年07月10日 | 

 作品が入ってもいないのに、何年も窯焚きの手伝いに来る人がいる。男も女も、窯の炎の魅力にハマる人はハマるらしい。但し穴窯は珍しいし、通ってもここでは年2回しか焚かない。

50年近く前、川口松太郎の「窯ぐれ女」という小説を、フジテレビでドラマ化したらしい。内容は知らないが、「窯ぐれ」の「ぐれ」は、日々没頭する「暮れる」と「愚連隊」の「ぐれる」普通の道を外れること、その両方を言うのかもしれない。いづれにしても、「窯ぐれ女」とは、焼き物に夢中になっている女のことである。

 さて、九州では梅雨前線が刺激されて、局地的豪雨で河川が氾濫し、死者が出ている。一方、関東では梅雨明けのような日が続いている。このまま、梅雨が明けそうな雰囲気だ。梅雨で涼しいはずの窯焚きが、大型扇風機が大活躍の、暑くて熱くて大変な窯焚きになってしまった。

 

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