一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1980   柿食えば餡が出てくる潮音寺

2018年08月11日 | 

 テニスコートに、熱海間瀬製菓の和菓子を、誰だったか差し入れてくれた。その箱に、本物の干し柿があった。そう、この句の通り、中には餡が入っていたのだ。

 咄嗟に仲間が、「柿食えば餡が出てくる法隆寺」と言った。しかし、それでは子規のぱくりだから「法隆寺をすぐ近くにある潮音寺に替えた方が良いいんじゃない?潮音寺ならパクリにはならないと思うよ」

 というわけで、掲句と相成ったわけだが、干し柿と餡が絶妙の味の「柿食って一句落着潮音寺」でした。

サルスベリ(百日紅)

コメント
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