一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2066  大道芸たたむ間もなく夏の雨 飛露

2019年06月06日 | 

この句の作者も、やはり俳句の美女軍団BMJ会員。この句の季語、夏の雨は、俄雨(にわかあめ)、驟雨(しゅうう)、夕立のことだろう。では何故、驟雨、夕立を使わなかったのか。それは、「たたむ間もなく」で俄雨であることが分かるのだから、これらの季語を使うと意味が重なってしまう。だから、夏の雨で良いのである。

ホタルブクロ(蛍袋)

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